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ANAマイルとSFC修行で世界旅

空陸両用ANAマイラーのSFC修行、現実的ノウハウ

そろそろSFC修行ルート 2017。俺が先に行くよ、まずは国内セオリー編

SFC修行

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さて、そろそろマイルも貯まってきたことだし、当初の予定通り、2017年SFC獲得に向けて修行ルートを考えてみんべ、という気持ちが高ぶってきました。
出足の早い方々はもう予約含め動かれているのでしょうが、慌てるわけでもなくマイペースです。

ただマイルがほぼなく、これからの方、SFC修行は年初からスタートを切るのがいいように思われ、準備は夏頃からをオススメします。ポイントサイトで稼いだポイントからANAマイルへすぐには交換できないからです。年初から始めなくてもいいのですが、優良フライトの那覇便は年明けの冬の間が安いのです。理由はそれだけ。今からマイル貯めても、2017年中、まあなんとかなります。

で、みなさん修行ルート選定に当たり、色々事情がおありでしょうが、私はあんまり回数をこなしたくない、海外に行きたい、できればヨーロッパが好きだ、ドイツでヴァイツェンが飲みたい。リモワも買ってかえんべ、いやパリにも行かねば、となるとただの旅行になってしまうので、考え直して、色々検討してみることに。

そもそも色々選択肢があるようでないような、関連ブログを色々見てみても、やっぱりその人のスタイルがあって、自分に合えば参考になるし、合わなければ。。。また探すことになる。
わたくしめもこれからだし、もう少し俯瞰して整理してみます。可能限り。まずはセオリーを抑えたい。

検討する上での切り口

切り口は幾つかあって、この辺まとめて欲しいと常々思っとりました。納得がいくまで調べてるとなかなか時間が掛かってしようがない。

国内と海外:個人的には海外優先したし。ANAかスターアライアンス利用か、国内発券か海外発券か、という切り口もあり。
日帰りと泊まり、週末と平日:これはお仕事とか、家の都合とか。
あなたがいないと仕事が進まないと信じたい。帰国後、介護してた義父が。。。は悲しすぎる。
単純往復か組み合わせ、国内外組み合わせか:これは日程、都合にも左右されるけど大きくガッツリはやっぱり海外との組み合わせ。なんだけど飛行時間も考えるとね。好き好きです。
東京発か大阪発か:大阪に限りませんが、まずは東京起点で考え始めます。
実費かSKYコインか:実費は極力なしで、P株主注1を買う時くらいか。基本ANAマイルからのSKYコインで頑張ります。特典航空券ではそもそものPPが付きませんのでね。
1人か家族、友人同伴か:友人の種別はここでは問いませぬ。わたしは海外一人でも結構平気です。危険なところには行きませぬ。誘惑には負けません。うーん。。。多分。
PP単価、効率化か単純に行きたいところか:これは稼ぐANAマイルにも寄りますね。まあそちらとにらめっこ。
安全か、特に考慮せずか、女性向きかヤロ~向きか:何が危ないって、とりあえず海外は警戒しましょ。特に1人旅。仕事で1人の時ありますけどね。それはそれで楽しい。女性に海外1人旅はオススメできませぬ。言う権利もないけれど。
時系列的なまとめ:できれば2015~2017で見てみたい。なんかトレンドみたいなものあるのかね?を知りたい。
乗るか乗らないか:今の所、乗らないでPPを稼ぎ、SFCを手に入れる方法は見つかっておりません。見つかり次第、ご報告致します。あっ、家族カードがあった!

注1:ANAのプレミアム運賃のうち、プレミアム株主優待割引のことです。

国内のセオリー路線

個人的には海外を色々と練ってみたい。だが、やはりまずは国内のセオリーを整理。

・国内はやっぱり「羽田:HND」-「那覇:OKA」
カリスマブロガーの方々含め、みなさん、推奨しているこの路線。他の選択肢はなくはないが不動の人気。バランスがいいと申し上げておきましょ。
この後、国内最大の費用帯効果路線「羽田:HND」-「石垣:ISG」路線をご紹介。

- 主な利用運賃、予約クラス:P株主(プレミアム株主優待割引)注2
- 獲得PPと単価:片道2,860PP、10.6円
- SFC獲得のための搭乗回数:18回(9往復)、飛行時間3h X 18 = 54h
- 修行ルート別予算について:片道30,190円、計54万円+P株主購入費用
ちなみに国内、海外で比較した場合、PP算出時の路線倍率が国内は2倍、アジア・オセアニア路線が1.5倍、その他1倍と比較し、間違いなく効率がよい。注3
- 日程、時期について:日帰りが主でしょうな。時期は冬場が特に安い。次いで春秋、夏場は高い。
- 便数/日:片道12便、多い!もうピストン輸送OK。座席の確保も容易ですね。

注2:P株主の推奨理由は下の表をご覧あれ。費用対効果がいいです。旅割などと比べ予約変更など柔軟に対応可能です。P株主を入手するためには金券ショップ、オークションでの入手、ANA株主になるなどがあります。相場は時期により変わりますが、まあ5,000円くらいを見てれば大丈夫でしょう。ポイントサイトでソラチカ経由のANAマイル化だけでなく現金化も考慮するわけですね。PP単価にこの価格は含んでいません。
株主優待割引のご利用方法について|ご予約/旅の計画|国内線航空券予約・空席照会|ANA

料金を下げる術として旅割と、旅割いう方法もありますが、P株主がフレキシブルな予約に対応してくれる反面、旅程が固定されるのが難点。
2016年3月27日(日)~2016年10月29日(土)搭乗分の「旅割21」、「旅割28」、「旅割45」、「旅割55」、「旅割75」を設定|プレスリリース|企業情報|ANA

注3:羽田・成田-シンガポール、路線倍率は1.5倍、最安のエコノミーS:往復運賃 50,520円、往復PP 4,968になり、搭乗回数は22回、費用は555,720円、飛行時間は約7h/片道に匹敵します。但し、これは便宜上の比較としての計算です。シンガポールを単純往復してはいけません。それは海外セオリー編のポストで触れます。
・羽田-那覇路線での比較 料金は2016年11月6日現在(2017年1月6日にて検索)

運賃種別 運賃[円] PP注4 PP単価[円] 総購入費[円] 搭乗[回]
プレミアム運賃 55,090 3,352 16.4 826,350 15
普通運賃 46,090 2,368 19.5 1,013,980 22
プレミアム特割 47,890 2,860 16.7 862,020 18
ビジネスきっぷ 40,990 2,368 17.3 901,780 22
特割 35,890 1,876 19.1 969,030 27
P株主 30,190 2,860 10.6 543,420 18
旅割55 13,790 1,476 9.3 468,860 34

 ・国内運賃別ANAマイル積算率

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PP(プレミアムポイント)のスマホでの確認の仕方と計算方法に慣れといてくだされ。


 

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下にスワイプ。


 

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ボタンが出てきましたのでここをタップ。


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各条件を入力。保有カードはゴールドですが、とりあえず、一般に変えます。


 f:id:tkggle7:20161106151640j:plain
更に運賃も4からP株主の2へ変更です。次へをタップ。


 f:id:tkggle7:20161106151649j:plain
その前に運賃一覧でカテゴリー別の積算率と対象運賃が確認できます。この表もSFC修行では抑えておくべき情報になりますよ~


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運賃は2にしてます。


 f:id:tkggle7:20161106151700j:plain
改めて、運賃一覧の下、次へをタップ。


 f:id:tkggle7:20161106151706j:plain
下記、PP計算式。何回か見てると覚えますね。
基本マイレージ X 運賃倍率 X 路線倍率 + 搭乗ポイント =プレミアムポイント
基本マイレージ:その区間の基本、固定マイレージです。
運賃倍率:選択した運賃、グレードで倍率が変わります。ここではP株主の運賃2:125%となっています。
路線倍率:先にも説明した国内2倍、アジア・オセアニア1.5倍、その他1倍です。
搭乗ポイント:基本400。但し、特割は200、旅割、旅作では0などとなります。


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ここで少し他の国内路線にも触れておきます。ざっと見ていただくと那覇路線に注目したのがわかりますね。
・東京発着路線マイレージチャート注5

区間 マイル
  100% 75% 50%
  (区間基本マイル)
札幌 510 382 255
稚内 679 509 339
女満別 609 456 304
旭川 576 432 288
根室中標津 605 453 302
オホーツク紋別 623 467 311
釧路 555 416 277
区間 100% 75% 50%
  (区間基本マイル)
帯広 526 394 263
函館 424 318 212
秋田 279 209 139
大館能代 314 235 157
庄内 218 163 109
仙台 177 132 88
新潟 167 125 83
区間 100% 75% 50%
  (区間基本マイル)
大島 74 55 37
八丈島 177 132 88
富山 176 132 88
小松 211 158 105
能登 207 155 103
名古屋 193 144 96
区間 100% 75% 50%
  (区間基本マイル)
大阪 280 210 140
岡山 356 267 178
広島 414 310 207
岩国 457 342 228
山口宇部 510 382 255
鳥取 328 246 164
米子 384 288 192
区間 100% 75% 50%
  (区間基本マイル)
萩・石見 474 355 237
高松 354 265 177
徳島 329 246 164
松山 438 328 219
高知 393 294 196
北九州 534 400 267
福岡 567 425 283
区間 100% 75% 50%
  (区間基本マイル)
佐賀 584 438 292
大分 499 374 249
熊本 568 426 284
長崎 610 457 305
宮崎 561 420 280
鹿児島 601 450 300
沖縄 984 738 492
区間 100% 75% 50%
  (区間基本マイル)
石垣 1224 918 612
宮古 1158 868 579

 注5:その他空港発着のマイレージチャートはANAサイトで確認してみてちょ。
東京発着路線│マイレージチャート│ANA国内線│マイルを貯める│ANAマイレージクラブ

 ・国内最大の費用対効果路線「羽田:HND」-「石垣:ISG」

聡明な皆様はお気付きですね。那覇路線よりいいマイルがあるじゃない、であればPPもいいよね?と。そうです。その通り、石垣路線の旅割28で修行すると、PP単価は8.87円。往復PP=6,920ptもゲットです。
ただし、便数が少ないのとみんな知ってるから人気で座席が取りづらい。まあ可能ならチャレンジしてみてください。

- 主な利用運賃、予約クラス:P株主(プレミアム株主優待割引)、若しくはプレミアム旅割28

- 獲得PPと単価:片道3,460PP、P株主:11.5円 (株主優待割引の入手金額は含まず。)/P旅割28:8.87円
- SFC獲得のための搭乗回数:16回(8往復)、飛行時間3.5h X 16 = 56h
- 修行ルート別予算について:片道39,790円(P株主)/30,190円(P旅割28)、計 P株主 63.7万円+P株主購入費用/P旅割28 48.3万円
- 日程、時期について:冬場が特に安い。次いで春秋、夏場は高い。
- 便数/日:片道2便
- 注意事項、補足
・旅割は予約の変更ができません。ですが、先行予約がほぼ必須となります。例えば、耽美割28は搭乗日の28日前まで予約可能というもの。なので予定が変わると使えませんのでご注意。(厳密には払い戻し手数料と購入額50%のキャンセル料を払えばOK。)

・スマホ版運賃確認の操作方法です。PCに対し、検索日前後の価格差を知りたい場合、一見性に難ありかな。
 運賃の確認は「空席照会/予約」から入ります。


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 各項目を選択していきましょ。ここでは17年1月6日の検索を行ってみました。


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 とりあえず、旅割の最安値が表示されてますが、普通運賃関連一覧は表示されている時間帯部分をタップ。


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普通運賃の方をざっと確認ください。


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今度は「プレミアムクラス」タブをタップして、P株主などをご確認。


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マイレージ情報はこちらからも確認できますよ。
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