台湾の外交部(外務省)は5日、オブザーバー参加を求めていた国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)の総会に参加が認められなかった、と明らかにした。主権国家でつくる国際組織への台湾参加を認めない中国の意向が働いたもようだ。台湾側は遺憾と不満をICPOに伝えた。
台湾は1984年にICPOを退会したが、犯罪防止の観点から理解が得やすいと見て今年初めてオブザーバー参加を要請。米国などが支持していた。台湾で独立志向の蔡英文(ツァイインウェン)政権発足後、中国は台湾への圧力を強めており、今回もその一環とみられる。台湾の行政院大陸委員会は「我が方の国際活動を妨げないよう中国大陸側に求める」などとする声明を出した。(台北=鵜飼啓)
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部