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十二支像レプリカを撤去へ 故宮南院から

故宮南院の建物入り口に展示されている十二支像=台湾嘉義県で鈴木玲子撮影

 【台北・鈴木玲子】台湾・故宮博物院は故宮の分院である故宮南院(嘉義県)の庭に展示されている北京・円明園にあった十二支像のレプリカを14日に撤去する。台湾紙が報じた。

     馬英九政権(国民党)時代の昨年12月、南院開館に伴い、香港映画スターのジャッキー・チェン氏がレプリカ像を寄贈。台湾では「中国大陸の統一工作の意図を感じさせる」などと一部で反発を招き、像にペンキをかけられたこともあった。

     5月に独立志向の強い民進党・蔡英文政権が発足したことを受け、故宮は9月に「芸術性が不十分」との意見が寄せられたなどとして、撤去の方針を示していた。

     本物の十二支像は清朝時代、北京の離宮「円明園」にあったえとにちなんだ12種類の動物像で、1860年の第2次アヘン戦争で英仏の軍隊に円明園が破壊された際に略奪された。中国にとって十二支像は、列強から受けた屈辱の歴史の象徴でもある。

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