2016年10月28日11時03分
JR東海が27日発表した2016年9月中間決算は、純利益が前年同期より9・8%増の2149億円だった。売り上げの7割近くを占める東海道新幹線のビジネス需要が堅調で、上半期として5年連続で過去最高益を更新した。
4~9月期の売上高は同0・8%増の8667億円、本業のもうけを示す営業利益は同3・3%増の3347億円。これらも過去最高だった。在来線も含めた運輸収入が1・1%増の6547億円と伸びたためだ。
ただ、運輸収入は前年同期(5・6%増)より伸びが鈍くなった。前年9月にあった5連休が、今年は無かったことも影響しているという。決算会見した柘植康英社長は「今の段階でもビジネスの景気は悪くはなっていない」との見方を示した。
トップニュース
新着ニュース
おすすめコンテンツ