脳が疲れて集中できない時の対処法
集中力にも種類がある
何かに打ち込む際、集中力が問われますが、一言で集中力といっても、いくつかに分類されます。「一つの物事に全身全霊をかけて取り組むための集中力」「外部からの誘惑や刺激に捉われない集中力」「どこから敵が来ても即座に対応できるように気を配る集中力」などです。これらはモチベーションややる気といったものでは解決できない別の次元の問題である様な気がします。特に、「やらなければならない仕事に取りかかろうとした途端に眠くなる」「ついつい他ごとを考えてしまい、ネットサーフィンをしてしまう」など、目の前の仕事から逃げてしまう人に向けて、集中力が途切れる原因とその対処法を紹介します。
集中を阻害する犯人は潜在意識
集中できない原因の多くは潜在意識が犯人であることが多いのです。人間の意識には、「潜在意識」と「顕在意識」とがありますが、行動力の源は、ほぼ潜在意識が握っていると言われています。例えばゲームや漫画など、好きなことなら集中できるとよく言いますが、これは「潜在意識レベル」でやりたいと思っていることだからです。頭では「やらなきゃいけないこと」と分かっているというものは、顕在意識に分類されます。集中力を取り戻すには、やらなければいけない事に対する動機を、潜在意識レベルまで落とし込む必要があります。
潜在意識だけで不幸にも幸福にもなる
潜在意識がもつパワーは計り知れず、マイナスの方向へ作用してしまうと人生が悪い方向へ進みます。過去に親から虐待を受けたり愛情を注がれなかった女性が「私はダメな人間だから、幸せになってはいけない」「だから優しい彼氏なんかいてはいけないんだ」と言わんばかりに、幸せが訪れても自ら遠ざけてしまうことがありますが、よく聞く話です。しかし当の本人は、顕在意識では「幸せになりたい」と願っていますし、そう話したりもします。「言っていることとやっていることが真逆」の状態は、潜在意識と現状のギャップが生み出すものなのです。
集中するために潜在意識を変える
では、作業に集中するために潜在意識レベルで「やる動機」を高めるにはどうしたら良いでしょうか。一つは、その作業を終えたときのことをリアルに想像することです。「宿題から解放された解放感」や「やることがなくなって遊びに行くときのワクワク感」など、それを終えた後の快楽を強くイメージするのです。「やり終えた後の自分」を強くイメージすることで、臨場感が高まります。臨場感をもってイメージできると、身体のレベルで「終わった状態」を疑似体験できるので、目の前の作業を終えることに対する動機付けが非常に楽になるのです。多くの人は、月給20万円を稼ぐために就職するイメージは簡単にできますが、5年後年収3,000万円を稼ぐためのイメージが沸く人は少ないでしょう。人間は、イメージしにくいものに対しては現実味がないため、「やる気」が起きません。やる気を起こすためには終わった後の状況を強くイメージしてみることが大切です。