まずは身の安全を確保! 地震が起きたときの対処法
2016年10月25日
いつどこで起こるかわからない地震。もしもの時、できるだけ慌てず自分や家族の身の安全を図るために、地震が起きたらどんな対処をすればよいか学んでおきましょう。
「地震だ!」まずは大きな揺れが収まるのを待って!
大きな揺れを感じたら、まずは身の安全を確保することを最優先にしましょう。なるべく倒れてくる家具や落下物の少ない場所で低い姿勢を取り、クッションなどで頭部を保護して揺れが収まるのを待ちます。
窓が近くにある場合はガラスが割れる危険性があるため、できるだけ離れることが大切です。調理中の火に揺れている最中に近づくとかえって鍋などが転倒して火傷を負う恐れがありますから、揺れが収まるのを待ってすみやかに消しましょう。
揺れている最中に慌てて行動すると事故が起きやすくなります。揺れている最中はできるだけ怪我をしないようにじっと身を守り、揺れが収まったらすぐ動けるよう可能な限り次の行動を頭の中でシミュレーションすることが重要です。
スリッパや靴など、足元を保護するものを確保!
最初の大きな揺れがおさまったら、次の行動を起こすためにまずは足を保護するものを確保しましょう。大きな地震のあとは食器棚などの家具が倒れて中身が散乱したり、ガラス製品や窓が割れて床の上に破片が散らばったりしている可能性が高くなります。
靴下や裸足でそのまま歩き回って怪我をすることがないように、まずは足元に気を付けながら慎重に玄関へ向かい靴を履きましょう。足をしっかりと守ってくれる履物を履いてから室内を片づけたり、避難のために荷物を用意したりすることを強くおすすめします。
被害の程度によりますが、大きな地震の後はしばらくの間通常の生活を送れない可能性があります。なるべく怪我や病気をせずに体力をたくわえて、非常時を乗り切れるよう工夫しましょう。
お風呂にペットボトル……とにかく水をためよう!
とりあえず火の元と足元の安全を確保したら次にしておきたいのが、水をためることです。蛇口をひねって水道から水が出るようならば、まずはお風呂いっぱいに水をためましょう。
次に空いているペットボトルや空き容器にも水道水をためておきます。清潔な容器にためた水は沸騰させて飲用や調理にも使用できますし、お風呂の水は生活用水として使うことができます。
現在ではほとんどの家庭のトイレが水洗式ですから、トイレで用を足すときにこの水が大変役立ちます。地震直後は水道水が出ていても時間が経つと断水する場合もあるため、水が出ているうちに早めに確保することが大切です。
無事を知らせる連絡には、災害ダイヤルやSNSも活用して!
災害が起これば家族や友人の安否が気になるものです。しかし皆がいっせいに安否確認の電話をかけてしまうと、回線はあっという間にパンクしてしまいます。
1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災では固定電話や携帯電話がつながらず、親しい人となかなか連絡が取れないというケースが多く見られました。
そのような事態を招かないようにするためにも、安否確認の電話は最も大切な相手に絞り手短に済ませるのが望ましいでしょう。直接電話をかけるほかにもNTTの災害用伝言ダイヤルを利用して身近な人に自分の状況を伝える方法や、TwitterやLINEなどのSNSを利用して連絡を取り合う方法もあります。
日頃から「もしも」を想定して準備しよう!
大きな地震が起きれば、誰でも動揺するものです。しかし「もしもの時はこうしよう」と有事を想定して対策を練っておけば、実際に災害に見舞われたときにも冷静に対処することができます。
普段からお風呂の残り湯は捨てずに次のお風呂の用意をするときまで取っておく、予備の履物や懐中電灯を寝室に常備しておく、災害時の連絡方法と避難場所を家族で決めて周知しておく、などの備えをしておくことが大切です。