先にプラズマクラスターの育毛効果を発表したシャープは、頭皮のケアが期待できるプラズマクラスタースカルプエステ「IB-GX9K」を10月27日に発売します。価格は税別2万5000円前後。
髪のうるおい効果や静電気による髪のダメージ抑制などの効果があるというプラズマクラスター。シャープによれば、プラズマクラスターイオンを取り囲む水分子が、頭皮の角質層にも浸透し「頭皮のうるおいを保つ」「皮脂バランスを整える」効果があること。さらに頭皮を清潔な状態に保つことで「ふけ・かゆみを抑える」効果を実証したとしています。
これを搭載する新製品の「IB-GX9K」は頭皮環境にも注目。プラズマクラスターの効果が最大限に発揮されるように、専用のアタッチメントを搭載した製品となります。
アタッチメントは、頭皮の表面を心地よい強さですべらせる「かっさ」美容法を参考に開発したとのこと。頭皮をマッサージしながら、髪の毛をかきわけて効率よく高濃度プラズマクラスターイオンを頭皮にリーチさせることができるといいます。
▲プラズマクラスタースカルプエステ「IB-GX9K」。カラーはミッドナイトブラックのみ。アタッチメントが付属する。
シャープの調べによれば、30〜60代男女約67%が髪の毛や頭皮に悩みがあるものの、その約半分の人は「何をすればいいのかわからない」「お金や時間がかかる」という理由で何の対策も行っていないとのこと。「IB-GX9K」は、ドライヤーとして髪を乾かしながらスカルプケアも行えるため、新しい頭皮ケアとして期待されるとしています。
なおシャープは先日の発表会で「プラズマクラスターの育毛効果」を発表していました。しかしIB-GX9Kには"美髪効果"と"頭皮ケア効果"があるとしながらも、育毛については明確な効果があるとは発表していません。
▲プラズマクラスタードライヤー「IB-GP-9」。カラーはルージュレッド、ミステリアスパープル、ジャンボグリーン、アンティークゴールドの4種類。
また、速乾機能と美髪効果を強化したプラズマクラスタードライヤー、IB-GP-9も同時に発売(税別1万9000円前後)。本製品はIB-GX9Kとほぼ同性能ですが、かっさアタッチメントが付属しません。アタッチメントを取り付けたとしても、IB-GX9Kと違い50℃の温風、または冷風に自動で切り替わる地肌ドライ(SCALP)モードを搭載していないため、頭皮ケアの効果がないとの説明です。