イタリア料理店チェーンの「サイゼリヤ」(本社・埼玉県)は23日、8月下旬に起きたイタリア中部地震で大きな被害を受けた町アマトリーチェに、約1億円を寄付した。全国約1千店舗でアマトリーチェの名物パスタ料理「アマトリチャーナ」(税込み399円)が1皿注文されるごとに、100円を寄付するキャンペーンを行っていた。
同社は5月に研修で社員らを派遣するなど、もともとアマトリーチェと交流があったという。23日に現地を訪れた高木淳史購買部長は「何かできないかと考えて今回の活動を決めた。お客様に非常に賛同していただいた」と話した。
寄付金は、被災したアマトリーチェの料理専門学校の再建に充てられる予定という。ピロッツィ町長は「サイゼリヤは食の企業で、食の学校にお金を使うのは理想的だ」として、将来的に料理学校の生徒らの交換研修なども行いたいと語った。
在イタリア日本大使館によると今回の地震では、在伊邦人と日本からも、それぞれ約29万ユーロ(約3300万円)の寄付が集まったという。(アマトリーチェ=山尾有紀恵)
朝日新聞社
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