平幹二朗さん死去 浅利慶太さん「心を許せた俳優」
「ハムレット」や「鹿鳴館」など、平幹二朗さんが出演した舞台の演出を、およそ50年にわたって手がけてきた演出家の浅利慶太さんは「俳優だけでなく親友としても長年つきあってきたので、とてもショックを受けています」と平さんの突然の死を悼みました。
浅利さんは、みずから創設した「劇団四季」などの舞台に昭和41年から平さんを客演として招き、平さんが出演した「ハムレット」や「鹿鳴館」などの演出を手がけてきました。
浅利さんは、平さんが亡くなったことを受けて24日午後、東京都内の稽古場で報道陣の取材に応じました。この中で浅利さんは、平さんの俳優としての魅力について、「とてもハンサムでキャラクターを持っているすばらしい俳優でした。彼の俳優としての魅力は僕が引き出したと思っています。彼はまさしく日本の演劇界を代表する俳優でした」と振り返りました。
また、平さんのことを「幹(みき)」と呼び、60年余りにわたって公私ともに親しくしてきたことを明かし、「よく2人で飲みにいって芝居の話をしていました。『劇団四季』以外の人間であれだけ心を許せたのは、幹しかいません。俳優だけでなく親友としても長年つきあってきたので幹がいなくなってとてもさみしいし、ショックを受けています。『僕もそろそろそちらに行くからあの世にいってまた演出するよ』と声をかけてやりたいです」と平さんをしのんでいました。
浅利さんは、平さんが亡くなったことを受けて24日午後、東京都内の稽古場で報道陣の取材に応じました。この中で浅利さんは、平さんの俳優としての魅力について、「とてもハンサムでキャラクターを持っているすばらしい俳優でした。彼の俳優としての魅力は僕が引き出したと思っています。彼はまさしく日本の演劇界を代表する俳優でした」と振り返りました。
また、平さんのことを「幹(みき)」と呼び、60年余りにわたって公私ともに親しくしてきたことを明かし、「よく2人で飲みにいって芝居の話をしていました。『劇団四季』以外の人間であれだけ心を許せたのは、幹しかいません。俳優だけでなく親友としても長年つきあってきたので幹がいなくなってとてもさみしいし、ショックを受けています。『僕もそろそろそちらに行くからあの世にいってまた演出するよ』と声をかけてやりたいです」と平さんをしのんでいました。