宇都宮爆発現場にコイルのようなもの 男が爆発物自作か

宇都宮爆発現場にコイルのようなもの 男が爆発物自作か
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23日、宇都宮市の公園で爆発が起き、3人が重軽傷を負った事件で、現場からコイルのようなものが見つかったことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、死亡した元自衛官の男が自分で爆発物を作り、周到に準備をして自殺したと見て調べています。
23日昼前、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園内の駐輪場付近で爆発があり、市内に住む元自衛官、栗原敏勝容疑者(72)が死亡し、近くにいた中学生ら3人が巻き込まれ重軽傷を負いました。
警察は、元自衛官が爆発物を使って自殺を図り、周囲の人を巻き込んでけがをさせたとして、殺人未遂などの疑いで公園や全焼した自宅などを現場検証するなどして調べています。

その後の調べで、爆発があった公園の現場の周辺でコイルのようなものが見つかったことが、捜査関係者への取材でわかりました。
また、公園での爆発の直前、帽子をかぶった元自衛官と見られる男がベンチに座り、腹に抱え込んだ物が突然爆発したと、目撃者が証言していることもわかりました。
現場では、爆発物のものと見られる金属片が半径およそ40メートルにわたって飛び散っていたということです。

警察は、元自衛官が自分で爆発物を作り、周到に準備をして自殺したと見て調べています。