HOME > レビュー > 秋のヘッドフォン祭2016速報 DITAがフラッグシップモデル 「DREAM」の発表会を開催
2016年10月24日/Stereo Sound ONLINE 編集部・草野晃輔
10月23日にアユートは、「秋のヘッドフォン祭2016」において、同社が取り扱うDITA(ディータ)ブランドの新製品となるイヤホン「DREAM」を発表した。価格は海外で1,999USドルとのことで、日本での価格は調整中という。発売は年内を予定する。
DITAはシンガポール初の新興オーディオメーカーで、これまでに「ANSWER」「ANSWER TRUTH」「BRASS」という3種類のイヤホンを発売している。ハウジング、ダイナミックドライバーやプラグなどほとんどの部品を自社で開発しており、それぞれの性能を最大限に引き出すべく、チューニング行なっているという。
今回登場した「DREAM」はフラッグシップモデルとなる。新開発のドライバーはスーパーマイラーという素材をコーティングした振動板を採用。これを削り出しのボディと組み合わせる。ボディはチタン製とアルミニウム製の2種類があり、音道管を含め日本で生産しているという。
ケーブルは従来モデルと同じくオランダのヴァン・デン・ハル社と共同開発したものを採用。イヤホンのボディ側に2ピン端子を備え、ケーブル着脱式としている。面白いのは再生機器に接続するプラグ側も着脱式にしていること。標準で3.5mmステレオミニプラグと2.5mm4極バランス端子が付属する。今後はオプションで4.4mm5極バランス端子も用意する予定で、幅広い機器に対応できる。
発表会にはDITA代表の代表のダニー・タン氏が登場し「すべての楽器の音を再現するのを目指して開発」したと話し、「ロックでもアニソンでも正確な再生ができる」とアピールした。また、「オーディオファイルが多く、目の厳しい日本市場を重視している」そうで、「ヘッドフォン祭では毎回、貴重な意見を持ち帰って、開発に反映している」と語った。
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