ドコモ初のオリジナルスマートフォン「MONO」=東京都中央区で2016年10月19日、村田由紀子撮影
NTTドコモの2016〜17年の冬春モデル=東京都中央区で2016年10月19日、村田由紀子撮影
NTTドコモは19日、2016〜17年の冬春モデルとして、初のオリジナルモデル「MONO(モノ)」などスマートフォン7機種、携帯電話2機種、モバイルWi−Fiルーター1機種など合計13機種を発表した。10月21日から順次発売する。モノは基本性能に徹したベーシックモデルで、端末は648円(ドコモのオンラインサイト価格)と低価格で販売する。
12月上旬から販売するモノは、 マナーモードの専用スイッチがあり、画面で操作することなく映画館や会議前にすぐに消音できるなど、日々の使い勝手のよさにこだわって開発したという。音声品質を高めたVoLTE(ボルテ)に対応しており、防水機能もある。中国メーカーのZTE製。
このほか、カメラ機能の高い「Xperia XZ」(ソニーモバイルコミュニケーションズ)なども11月上旬から販売する。
また、東京都内で行われた発表会で吉沢和弘ドコモ社長は、韓国や米国で発火する欠陥が問題となったサムスン電子の「ギャラクシーノート7」の国内販売を見送ったことを明らかにした。吉沢社長は「(これまで販売してきた機種の)後継機として7を検討していたが、新機種のラインアップとして取り扱わない。サムスンからも日本での販売は見送りたいという話があった」と述べた。【デジタル編集部】