黒田投手引退へ 広島では驚きと惜しむ声相次ぐ

黒田投手引退へ 広島では驚きと惜しむ声相次ぐ
プロ野球、広島の黒田博樹投手が今シーズンかぎりで現役を引退することについて、広島市中心部を歩いていた人たちは、一様に驚き、引退を惜しんでいました。
広島市の50代の男性は「とても残念。それしか浮かばない。もう少しいけるんじゃないかと思いますが、寂しいです」と話していました。
広島市の20代の男性は「残念ですね。もう1年2年頑張ってほしかったです。前田投手が抜けてから、黒田投手が頑張って、野村投手も育って、投手陣が強くなったので、黒田投手のおかげかなと思っていました」と話していました。
広島市の20代の女性は「ショックすぎます。うそではないですよね?お父さんが好きなのに」と驚きを隠せない様子でした。一緒に歩いていた10代の男性2人は「せっかく大リーグから戻ってきてくれて、もう1シーズンいけるかなと思っていたので、さみしいです。このあとの日本シリーズで頑張ってほしいです」と話していました。

号外も配られる

JR広島駅前では、午後6時ごろ、地元の新聞社が、黒田投手の今シーズンかぎりでの現役引退を知らせるおよそ2000部の号外を配りました。
号外を受け取った会社員の男性は「引退は残念ですが、最後に日本シリーズで有終の美を飾ってほしい」と話していました。
別の会社員の男性は「『黒田引退』の文字を見て、涙が出そうで言葉になりません。日本シリーズで優勝して、黒田投手の胴上げを見てみたい」と話していました。
広島市中区の繁華街で号外を受け取った24歳の女性は、「大好きな投手だったので、びっくりしています。黒田投手には『カープに戻ってきてくれてありがとう』と言いたい。最後まで一生懸命応援します」と話していました。