数年前、テレビでブルーベリー特集の番組が
放送されました。
ある空軍パイロットが、
大好物のブルーベリージャムを、毎日、食べていました。
すると夜間飛行でも、
物がハッキリと見えるようになったというのです。
そして、ブルーベリーは視力改善に効果がある、
と番組でいろいろ解説していました。
正確にはブルーベリーに含まれている
アントシアニンにその効果があるとのこと。
「本当かな?」
と私は半信半疑でした。
ところが、ちょうど私は自動車運転免許の更新が迫っていたのです。
よし!試してみよう、と免許更新手続きの3日前から、
ブルーベリーを食べ続けました。
近所のスーパーで、
ビニールの容器に入った生のブルーベリーです。
価格は1箱450円ぐらいで3箱を買い
3日間、毎日、食べました。
視力検査で約0.3も向上していた!
私は、視力は左が0.3、右が0.4です。
これは毎回の視力検査で、ほぼ同じ視力でした。
当然、免許証には「眼鏡等」が表示されています。
0.7あれば、「眼鏡等」でなくなり、
メガネなしで運転ができるのです。
いよいよ視力検査です。
私は、目をうんと細め、目のまわりの筋肉に力を入れました。
検査員の方も親切で、ゆっくり検査してくれました。
すると、なんと両目とも0.7でした。
「眼鏡等」でなくなったのです。
私は、つい嬉しくなり、
「3日間、ブルーベリーを食べたおかげかな?」
と検査員の方に言ったら、
その方は、ゲラゲラと笑いだしました。
「おい、この人(私のこと)、ブルーベリー食べて、目がよくなったんだってよ!」
と、他の検査員の方にも大声で、笑いながら話してました。
そんなに可笑しいことなのか、と不思議に思いましたが、
とにかく視力が向上したことに、私は驚きました。
アントシアニンの視力改善以外の効果
視力検査で0.7でしたが、これは一時的なものです。
アントシアニンは、摂取してから4時間後ぐらいに効果がでて、
24時間で効果がなくなるそうです。
当時、私は車の運転をしていなかったので、
別に問題はありませんでした。
また、アントシアニンを摂っても効果がない人もいるそうです。
近視の種類によっても効果がないといわれています。
私は、一時的な視力の向上だけに関心をもっていましたが、
アントシアニンは、他にもたくさんの効能があるそうです。
目の網膜にある「ロドプシン」を活性化させ、
視覚機能の改善による眼病予防効果が期待できるといわれています。
目以外にも、メタボや血糖値、花粉症などの
予防・改善の効果があるそうです。
ネットでは、いろいろアントシアニンの効能が載っているHPを見かけます。
ウィキペディアによると、日本ではアントシアニンを薬効成分とした医薬品は認可されていないそうです。
プロシアニジンを用いた有賀らの報告によると、動物実験では抗酸化性に由来すると考えられる薬理作用が見出され、ヒトでは筋疲労を抑制し、運動による過酸化脂質の増加を抑制したとの実験結果が得られた[2]。薬理作用は完全には解明されておらず、日本ではアントシアニンを薬効成分とした医薬品も認可されていない(欧米では代替医療が伝統的に認められているという社会背景から、医薬品として利用されるものもある)。
引用元:ウィキペディア「アントシアニン」
それでも、私は、一時的ですが視力が向上した体験がありますので、
アントシアニンを、なるべく多く食べるようにしていきます。
また、アントシアニンの1日の摂取量の目安は40mg以上で、
ブルーベリーで摂る場合、下記の量が望ましいといわれています。
・生のブルーベリーで60mg~300g、
・ブルーベリージャムで40~90mg、
・乾燥ブルーベリーで12~25mg
アントシアニンのサプリメントもたくさんあるようですが、
私は、栄養が偏るので、当面は食べ物から摂ろうと思います。
別にアントシアニンを毎日40mg以上とるつもりもありません。
その辺は適当に考えています。
ひとこと
アントシアニンは、ブルーベリー以外の果物や野菜にも含まれています。
ブドウや黒豆、ナス、紫イモ、紫キャベツ、紫タマネギなどです。
私の近所のローソン100では、90gの冷凍食品「ブルーベリー」や、
ブルーベリーやブドウも入ったジュース「紫の野菜&フルーツ」が
税込108円で販売されています。
これらの食品は低価格で手軽に食べれるので、
私は気に入っています。
また、ヨーグルトにブルーベリーを入れて食べ、
春の花粉症対策も強化します(*^_^*)