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某知事さんのPRのおかげか、マンゴーや宮崎地鶏、食い意地100%の筆者のイメージです。
同じ九州の他の県と比べ、観光地としては少々マイナーな印象がある宮崎。
実は、古事記・日本書紀に残る神話の地であるため、天安河原などの強力なパワースポットが点在します。
また、青島の鬼の洗濯岩など自然が生み出した数々の絶景群が大きな魅力です。
春期はプロ野球のキャンプ地としてテレビで見ない日は無いくらい有名ですね!
宮崎県(みやざきけん)は九州南東部に位置する日本の県。県庁所在地は宮崎市。
九州の東南端を占め、東経130度42分から131度53分、北緯31度21分から32度50分の間に位置する。
参照: https://ja.wikipedia.org/wiki/宮崎県
昭和の時代には、その南国情緒溢れる気候から新婚旅行の地としてたくさんのカップが訪れたそうです。
ズバリ、宮崎のベストシーズンは、「夏以外」!
「春、秋~冬」と言えます。
冬でも日中の最高気温の平均が13℃以上あるという温暖な宮崎。
宮崎の冬は他は晴れ間が多く、乾燥しているので、快適に観光ができそうですね。
それに比べ、春・秋の時期は少々雨が多いので天候をチェックしましょう。
春〜夏の始めの梅雨時期は雨が集中的に降ります。
そして、夏〜初秋には台風シーズンとなるので、雨や自然災害に注意が必要です。
天気の良い時期が多い宮崎ですが、雨の季節には本当に多く降るので降水量も多いです。
夏は日差しが痛いほど照りつけ、湿気により蒸し暑い状態が続きます。
まさに南国!な気候になるため、夏に観光したいという方は、しっかりと熱中症対策をしてお出かけください♪
今回は宮崎県の観光・旅行スポットを3エリアに分けて解説していきます!
1ページ目、延岡・高千穂・日向エリア編
2ページ目、えびの・都城エリア編
3ページ目、宮崎・青島・日南エリア編
それでは、延岡・高千穂・日向エリア編スタートです!
高千穂峡は、かつて阿蘇山の噴火で火砕流が五ヶ瀬川に沿い、帯状に流出したものが、冷却されたために柱状の懸崖になった渓谷です。
高いところで100m、平均80mの断崖が7km続いています。
さらに遊歩道には神話に由来する「おのころ島」や「月形」「鬼八の力石」があり、神秘的な高千穂を存分に堪能できる宮崎一の観光スポットです。
1934年(昭和9)、国の名勝・天然記念物に指定されました。
日本の滝百選のひとつである真名井の滝。
天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨し、この地に水がなかったので水種を移したという伝説があります。
夜はライトアップされ格別の神秘さ。
槍飛橋はその昔、三田井家落城の際に、城を脱出した家来たちが逃げ仰せるさいに、槍を使いこの川を飛び越えようとしました。
しかし、槍を手前の岸について飛んだ者だけが渡ることができたことから、この名がついたと伝えられています。高千穂峡の中で最も川幅の狭いところです。
高千穂へ来たら絶対オススメするのがボートでの渓谷散策!
ボートからの眺めは壮大です。
ボートで奥に進んでいくと大きな屏風岩群が立ち並び圧倒されます。
鬼八の力石。
まるでジブリの一場面に出てきそうな苔群は今にも精霊が顔を出しそう?
おのころ池のおのころ島。
おや、水面に何かいますね。
チョウザメ?!宮崎キャビアを生産するため養殖が始められたそうです。
次は全国的にも有名なちょっとオトナな、神聖な内容の高千穂独自の伝統芸をご紹介。
住所 : 〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
アクセス : 高千穂駅から車で7分
電話番号 : 0982-73-1212
営業時間 :
ボート営業時間 受付8:30~16:30夜間照明 、渓谷内の真名井の滝をライトアップ期間:7月中旬~9月上旬時間:日没~午後10時
料金 : ボート30分:大人2000円
駐車場:500円
公式URL : http://takachiho-kanko.info/
高千穂の夜神楽(たかちほのよかぐら)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町に伝わる民俗芸能。毎年11月中旬から2月上旬にかけて、町内のおよそ20の集落でそれぞれ氏神を民家等に迎えて奉納される神楽の総称である。幸多き秋の実りに感謝し、来年の豊穣を祈願するため神々に33番の神楽を奉納する。その他、一般向けに天岩戸神社の「天岩戸夜神楽33番大公開まつり」(11月3日)や高千穂神社の「神話の高千穂夜神楽まつり」(11月22・23日)としても披露され、高千穂神社の神楽殿では年間を通じて毎夜観光客向けに代表的な4番を演じている。国の重要無形民俗文化財。
参照: https://ja.wikipedia.org/wiki/高千穂の夜神楽
夜神楽の特徴は、面を着けず複数の舞い手で舞う舞「平手」であること。
また、あまりストーリー性が希薄で、御幣、鈴、扇、榊の小枝、刀、弓矢、たすきなどの小道具を手に持ちながら、比較的単調な動きを繰り返す舞が多いのも特徴のひとつとされています。
中でも、高千穂神社での夜神楽は1時間ほどですが365日奉納されています。
現在は緩和されましたが、その昔、女性の手は借りずに男性のみで行っていたとか。
しかし、今でも正式な舞手「ほしゃ」は男性だそうです。
天照大神を見つけ出す「手力雄の舞」
天岩戸より誘い出す「うず女の舞」
天岩戸を開く「戸取りの舞」
ニ神による国造りの舞「御神体の舞」
高千穂に古くから伝わる、神々との時間を楽しむという文化をぜひとも目の前で体験してみてください!
住所 : 〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037-10
アクセス : 高千穂バスセンターから車で3分
電話番号 : 0982-73-1213
定休日 : 11月22日、23日は毎年、高千穂神社の神楽まつりが行われるため、「高千穂神楽」は行いません。
営業時間 :
20:00~21:00まで(1時間)
※19:00から神楽殿にて受付
※当日受付のみ、メールや電話での事前予約は行っておりません。
料金 :
1人 700円
(※団体割引20名以上 1人600円)
※小学生まで無料
公式URL : http://takachiho-kanko.info/kagura/
宮崎に来たら絶対食べたい一品はコレ!
ご存知チキン南蛮は、揚げたチキン胸肉にタルタルソースがかかっている料理です。
宮崎のチキン南蛮の一番の特徴は、ボリューム感たっぷりなのにしつこくないこと!
タルタルソースのおかげでこってりなイメージですが、さっぱりとした胸肉を衣を薄めで揚げてあり、甘酸っぱいタレのおかげで意外にもさっぱりぺろりと行けちゃいますよ♡
お吸い物にそうめんが付いてくるのも宮崎風で良いバランスです。
住所 : 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字向山62-1
電話番号 : 0982-72-2115
定休日 :年中無休
営業時間 : 9:00~17:00 ランチ営業、日曜営業
公式URL : http://www.takachiho.gr.jp/09_kyoudo.html
天岩戸神社は、天岩戸神話に登場する天照大御神が隠れた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として祀られています。
岩戸川をはさんで西本宮と東本宮があり、両社とも天照大御神を御祭神として祀っており、川上には大昔、八百萬の神々が集まり、相談をしたとされる天安河原があります。
特に本宮は足を踏み入れた瞬間の厳かな雰囲気で、強力なパワースポットだとわかるほど神聖な場所です。
西本宮。
天岩戸神楽戸取の手力男の像
天岩戸神楽鈿女(うずめ)の像
東本宮の神楽殿
神々が相談をしたという天安河原宮。吸い込まれそうな雰囲気。
賽の河原のように石やお地蔵さんが積み上げられていて、不思議でとても気持ちが落ち着く場所です。
住所 : 〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸1073-1
アクセス :
(1)高千穂バスセンターからバスで20分
(2)高千穂バスセンターから車で10分
電話番号 : 0982-74-8239
営業時間 : 0982-74-8239
公式URL : http://amanoiwato-jinja.jp/
高千穂に来たら食べて頂きたいのがコチラの高千穂牛をたっぷり使ったドッグ!
バターの良い香りがする温かいコッペパンにキャベツ、その上に高千穂牛の細切れ炒めがのっています。
お肉もたっぷりボリューミィですがあまりの美味しさに皆すぐにぺろりと平らげるとか♡
散策して少し小腹が空いたらぜひともお試しあれ♡
住所 : 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1082-21
電話番号 : 0982-76-1200
定休日 : 不定休
営業時間 : 10:00~17:00(ランチ営業、日曜営業)
公式URL : http://gohogama.jp/index.html
国見ヶ丘は高さ513mの雲海の名所です。
雲海の見頃は秋の早朝、快晴で風の無い日の冷え込んだ日に姿を表します。
一面に漂う霧が、高千穂盆地やそびえ立つ山々を覆うように、まるで水墨画のような絶景が広がります。
ここから見える阿蘇五岳は、まるでお釈迦様が横たわる姿に似ていることから、「阿蘇の涅槃像」とも呼ばれています。
快晴の日は高千穂盆地が見渡せます。
神武天皇の孫である、建磐龍命(タテイワタツノミコト)が、 九州統治の際にここへ立ち寄り国見をされ、国見ヶ丘という名がついたとか。
そこは別世界。
今にも神様が降り立ってきそうな絶景ですね。
2011年にミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで一つ星を獲得した眺望を持つ国見ヶ丘。
秋に宮崎に旅行計画を立てるなら、この神聖な絶景を体験してみては?
住所 : 高千穂町大字押方
アクセス : 高千穂バスセンターから車で15分
電話番号 : 0982-73-1212
シーズン :
9月末日~11月上旬
秋だけ見られる濃い朝霧。日の出~2時間後くらいまで楽しめる。
公式URL : http://takachiho-kanko.info/sightseeing/kunimigaoka.php
地元で人気の老舗そば処銀橋の夜神楽そばがおすすめ!
夜神楽そばは、温かい蕎麦の上にごぼうと地鶏を甘めに煮た物が乗っていて、めんはかなり太めの十割そばです。
見た目にかなりインパクトありますが、お出汁もしっかりきいていて、何度でも食べたくなるほど美味しい!
ここでしか食べられない逸品です!
住所 : 高千穂町大字押方1248-2
電話番号 : 0982-72-2433
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:00~17:00
ここまで、宮崎観光の要といえる延岡・高千穂・日向エリア編の山の絶景群をご紹介いたしました!
次ページではえびの・都城エリア編を見ていきます!
ぜひぜひ最後までおつきあいください♡