あなたは最近、口周りに黒々としたヒゲが生えたり、硬くて太いすね毛が生えたりする「オス化女子」になってしまってはいませんか?その原因はズバリ女性ホルモンの分泌が減少し、男性ホルモンが増加してしまったからです。これからご紹介する女性ホルモンを増やす10の方法を実践して、誰もがうらやむキレイな女性に変身してしまいましょう!
[もくじ]
- 女性ホルモンが減るとオス化する?
- ムダ毛と深く関わり合う女性ホルモンと男性ホルモン
- 男性ホルモンが増えるとムダ毛が増える?
- 女性ホルモンが増えるとムダ毛が抑制される?
- 女性ホルモンが増えるとムダ毛の抑制以外にもメリットあり
- 今日からすぐできる!女性ホルモンを増やす10の方法
- 1. 冷えを解消してホルモンバランスを整える
- 2. 睡眠の質を高めて女性ホルモンを分泌させる
- 3. 食事から女性ホルモンを摂取する
- 4. 自分に合ったリラックスできる方法を見つける
- 5. ストレスをためない
- 6. ハーブティーを飲む
- 7. ホルモンバランスを整えるツボを押す
- 8. サプリメントでホルモンバランスを整える
- 9. 腹式呼吸で自律神経を整える
- 10. 軽い運動を取り入れる
- 女性ホルモンを増やす方法でムダ毛は目立たなくなる!
女性ホルモンが減るとオス化する?
女性なのにヒゲやすね毛が黒々と生えている、たよりない男性に激しくイライラしてしまう…。今、そんな女性たちの「オス化」という現象が急速に世の中で浸透しつつあります。かつての男性のイメージとはほど遠い「草食系男子」という言葉の立ち位置と少し似ている気がしませんか?
「オス化女子」が増えてるって聞きました。ヒゲに悩んでます。私は小5位から顔の毛が他の人より濃いのが気になり始め、20歳を超え、もっと濃くなった気がして気になってます。
引用:yahoo!知恵袋
こういった女性のオス化はストレスなどから引き起こされる女性ホルモンの減少によって促進されてしまうようです。
現代はストレスにさらされた競争社会。
女性がそんな中で男性と肩を並べて働くということは並大抵のことではありません。
女性のオス化現象はある意味自然な流れなのかもしれませんね。
ですがやはり、本来女性としてあるべきムダ毛の目立たない美しいお肌を保ちたいものです。毛深いことは女性にとって深刻な悩みでもあります。女性ホルモンを増やす方法を実践してムダ毛を薄くし、オス化を防いでキレイな女性を目指しましょう。
では、ムダ毛の悩みを解消するための女性ホルモンを増やす方法とは一体どんなものがあるのでしょうか?
ムダ毛と深く関わり合う女性ホルモンと男性ホルモン
ムダ毛の濃さや多さは女性ホルモンや男性ホルモンの働きが大きく関わっています。
女性ホルモンとは、女性らしい美しさを保つエストロゲン(卵胞ホルモン)と、妊娠しやすい環境を整えてくれるプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つの総称です。
この2つがバランスよく分泌されることによって、女性らしい生命活動が保たれているのです。またエストロゲンにはムダ毛を薄くする効果があることがわかっています。
そして男性ホルモン(アンドロゲン)とは筋肉のついた男性らしい特有の身体つきに導くものです。 男性ホルモンのなかでも分泌量が多く、作用も強いのがテストステロンです。
このテストステロンは別名「モテフェロモン」とも言われていて、このテストステロン値が高い男性ほど女性を惹きつける能力が強いのだそうです。ちなみに、このテストステロンには体毛を濃く太く成長させる作用があることがわかっています。
男性ホルモンと女性ホルモンはどちらも両性に同時に存在するもので、ムダ毛に影響するだけでなく、私たちの身体のいろいろな働きをサポートしてくれる必要不可欠な化学物質でもあるのです。
男性ホルモンが増えるとムダ毛が増える?
あなたは女性の体内で男性ホルモンが増えてしまう理由を知っていますか?
それは何らかの原因で女性ホルモンのバランスが崩れ、男性ホルモンの分泌が促されてしまうからです。
男性ホルモンであるテストステロンは男性の身体ではモテフェロモンとして大活躍しますが、女性の身体に分泌されてしまうとヒゲが生えるなどオス化を誘引してしまいます。
女性のムダ毛が増える原因は、こういった男性ホルモンの増加によって引き起こされてしまうのです。
ですが、いくら女性の体内で男性ホルモンが分泌するといっても、その量は男性の1割程度にとどまっているそうです。ムダ毛を目立たなくするためには、この1割程度の男性ホルモンの分泌をできるだけ抑えることがカギとなるというわけですね。
では男性ホルモンが分泌するきっかけとなってしまう、女性ホルモンのバランスが崩れる原因とは一体どこにあるのでしょうか。
1 ストレス
女性ホルモンを分泌させる指令を出すのは脳にある視床下部です。
この視床下部はストレスに弱いため、ストレスを受けると負担がかかり上手く指令を出せなくなります。
2 睡眠不足
睡眠の質が悪いと女性ホルモンの分泌に支障をきたしてしまいます。
また日中活動していた脳もゆっくり休むことができないため、身体の機能を上手くサポートできなくなります。
3 冷え
身体の冷えに気づかずにいると、女性の身体にある卵巣などの機能が低下してしまいます。これらの機能が低下することでホルモンバランスの乱れにもつながってしまいます。
4 食生活の乱れ
栄養バランスの悪い食事を続けていたり、身体を冷やすものを好んで摂ってしまっていたり、食事をする時間が不規則だったりすると私たちの身体の中にある体内時計が狂ってしまいます。これはホルモンバランスにも強く関係しています。
5 喫煙
喫煙すると女性ホルモンの分泌が減少してしまうことがわかっています。
さらにタバコに含まれるニコチンは血管を収縮させてしまうため、血管を通って女性ホルモンが身体の隅々に行き渡らなくなってしまいます。
これらのことから妊娠したときも同じように、お腹の赤ちゃんに栄養が届きにくくなってしまう恐れがあります。
60種類以上の発ガン性物質が含まれているタバコはご自身の身体だけでなく、将来誕生する赤ちゃん、果ては煙によって周囲の人の健康にまで悪影響を及ぼす危険性があります。
女性ホルモンが増えるとムダ毛が抑制される?
男性ホルモンのほとんどを占めるテストステロンにはムダ毛を濃く太く促進させる働きがありますが、女性ホルモンであるエストロゲンには反対にムダ毛を薄く細く抑制する働きがあります。
ですから、理論的には女性ホルモンを増やすことでムダ毛を抑制する効果はあるといえるでしょう。
しかし、体内でしか生成されないエストロゲンの分泌量を自分でコントロールすることは不可能です。また女性が一生のうちに分泌される女性ホルモンの量はティースプーン1杯程度、この量は個人差があまりないといわれています。
ムダ毛を薄くするために私たちができる大切なこと。
それは女性ホルモンの分泌を崩さないように規則正しい生活を心がけることと、加齢とともに減りつつある女性ホルモンを増やして男性ホルモンを分泌しにくくするということです。
女性ホルモンが増えるとムダ毛の抑制以外にもメリットあり
上の図にもあるように、女性は30代を過ぎたころから女性ホルモンの分泌が下降線をたどります。女性ホルモンが減少することでシミ・シワ・毛穴の開き・たるみなどといったお肌のトラブルや、ツヤがない・抜け毛・パサパサするといった髪質の低下に悩まされるようになってきます。
女性ホルモンを増やすことはムダ毛を薄くするだけでなく、このような症状を改善するアンチエイジングにも効果的となります。
また女性ホルモンを増やすとホルモンバランスも良くなるので、生理不順・イライラ・感情の不安定・不眠といった更年期症状の緩和やニキビの減少、バストアップにも大変役立ちますよ。
今日からすぐできる!女性ホルモンを増やす10の方法
以上のことから、女性らしいムダ毛の目立たないキレイなお肌を保つためには女性ホルモンを増やすことがとても重要です。ご自身の取り入れやすい女性ホルモンを増やす方法を見つけて、日々の習慣にしてしまいましょう。
では、これからムダ毛を目立たなくするために重要な女性ホルモンを増やす10の方法をご紹介していきますね!
1. 冷えを解消してホルモンバランスを整える
これは東洋医学である漢方の考え方がオススメです。
漢方では身体に起こった不調の部分に対して薬や手術などで対処するのではなく、不調が起こってしまう体質自体を改善しようという考えのもとに治療を行います。
「頭寒足熱」という言葉をご存知でしょうか?
身体を巡る「気・血・水」の働きが正常だと足は暖かく、頭のある上半身に向かっては冷たく感じるというものです。
しかしホルモンバランスが崩れて身体の「気・血・水」の巡りが悪くなり不調をきたしているときは、頭のある上半身はほてりを感じ、足先に向かう下半身は冷たくなってしまうのです。こういった「冷えのぼせ」の症状がある人は要注意です。
ホルモンバランスを整える漢方薬には加味逍遥散や当帰芍薬散などがありますが、必ず漢方医に体質を診てもらってから服用するようにしましょう。
また漢方薬を服用しないまでも冷えを改善することはもちろん可能です。
しっかり靴下を履く、腹巻を装着する、水分を摂りすぎていないかなど1日の水分量を見直すことも大切です。
他にもお風呂場で冷たいシャワーと温かいシャワーを足先に交互にかけることも血行が促進されて冷えの解消につながりますよ。
2. 睡眠の質を高めて女性ホルモンを分泌させる
同じ睡眠時間でもぐっすり寝ているのと、眠りが浅くたびたび目を覚ましてしまうのとでは大違いです。私たちの身体は睡眠中に様々なホルモンを分泌することで、身体を修復・成長させています。
大人でも成長ホルモンが分泌されていますし、女性ホルモンであるエストロゲンも睡眠中に分泌されているのですよ。
これらのさまざまなホルモンが分泌され疲れたお肌や身体を修復させる時間帯は、22時~2時の間でゴールデンタイムと呼ばれています。このゴールデンタイムにしっかり睡眠がとれるように、就寝1時間前には脳に刺激となるスマートフォンやテレビの視聴を控えて、ぐっすり眠れる準備をしましょう。
3. 食事から女性ホルモンを摂取する
インスタント食品やスナック菓子なども食べ過ぎは禁物です。
塩分が高く栄養も少ないため、ホルモンバランスを崩す原因になってしまいます。
肉・魚・野菜などをバランスよく3食の食事に取り入れることが大切です。
また、女性ホルモンに似た成分を含んでいる食品を意識して摂取するようにしましょう。
納豆・豆腐・豆乳に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と同じような働きをすることで有名です。ですが、いくらイソフラボンがエストロゲンに似た作用があるといっても摂取しすぎると反対に悪影響となってしまいます。
イソフラボンの1日の摂取上限値は75mg。
納豆1パックのイソフラボン含有量はおよそ50mgです。
これを参考にイソフラボンを上手に毎日の食事に組み込んでいくと良いですね。
また、ビタミンB6を多く含むマグロやカツオ、ビタミンEが豊富なアーモンドやカシューナッツなどのナッツ類は女性ホルモンの分泌をサポートし促してくれる効果があります。マグロやカツオは新鮮なお刺身で、ナッツ類はおやつにそのまま食べることもできますし、細かく砕いてサラダにトッピングするのも食べやすくて良いでしょう。
身体を冷やす食べ物(白砂糖・コーヒー)もできるだけ控えて、身体を温める食べ物(黒砂糖・ほうじ茶・生姜)を摂ることもオススメです。
食べやすい食品から取り入れていくことによって、無理のない食生活を目指しましょう。
4. 自分に合ったリラックスできる方法を見つける
お風呂にゆっくり浸かる、お気に入りの音楽を聞く、大好きな本を読むなど自分に合ったリラックスできる方法を見つけて休息時間をつくりましょう。日中、仕事や家事、育児などで疲れた脳を休めることはとても大切です。
少しの時間でもリラックスすることで、ホルモンバランスの安定に役立ちますよ。
5. ストレスをためない
ストレスをためると女性ホルモンを分泌させる司令塔がある脳に負担がかかります。
脳に負担がかかることで正常に分泌されなくなった女性ホルモンの代わりに男性ホルモンが分泌されてしまうので、ヒゲなどの体毛が濃くなってしまいます。
思い詰めないようにして、上手にストレスと付き合うようにしましょう。
深刻な悩み事が解決すると、ヒゲやすね毛が薄くなったと感じる人は意外と多いですよ。
6. ハーブティーを飲む
ハーブが女性ホルモンに良いことはとても有名です。
「植物エストロゲン」というエストロゲンに似た働きをする成分がハーブには含まれているからです。
ホルモンバランスを整える効果があるチェストベリー、PMSや生理痛を和らげるラズベリーリーフ、アンチエイジングや不眠症にも効くレモンバームなどをハーブティーとして飲むことがオススメです。
ハーブはヨーロッパでは医療として認められているくらい効果が期待できるものでもあります。またハーブの香りはリラックス効果もあるので心と身体が癒されますよ。
7. ホルモンバランスを整えるツボを押す
ツボ押しも1でご紹介した漢方と同じ東洋医学の考え方をします。
「気・血・水」が滞っていると身体に不調が起こると考えられています。
その滞りを改善するための調整点がツボであるというわけです。
身体中にあるツボの総数はWHO(世界保健機関)が定めるところによると361か所もあるそうです。その中に女性ホルモンを増やすといわれるツボが存在します。
三陰交は女性ホルモンのツボとして重要な調整点です。
内くるぶしに手を当てて、指4本分の骨と筋肉の間付近をほぐすように押してみましょう。
女性ホルモンの分泌が悪いと、この三陰交を押したときに痛みを感じるようです。
血海は血の道のツボといわれ、身体中の血液が集まる部分です。
足を伸ばして膝の内側にへこむ部分を探してください。血海はそのへこむ部分から指3本分上側に存在します。ここをほぐすことにより、血行がよくなったり生理痛の緩和に効果を発揮します。
どちらのツボも押すときは「気持ちいいと感じるくらいの強さ」で押してみてくださいね。
8. サプリメントでホルモンバランスを整える
プエラリアミリフィカやスーパーフードであるマカ、プラセンタなどのサプリメントもホルモンバランスを整える働きを持っています。
これらのサプリメントは様々なメーカーから販売されています。
ご自身に合ったサプリメントを毎日の生活に取り入れるのもオススメです。
9. 腹式呼吸で自律神経を整える
忙しい毎日の中、腹式呼吸することを意識している人は少ないかもしれません。
ですが、腹式呼吸すると自律神経を整えてくれるという効果があるのですよ。
自律神経が整うとホルモンバランスも良くなります。
腹式呼吸のやり方は、まずお腹を膨らませるように鼻からゆっくり息を吸い込みます。
このとき横隔膜が大きく動くのを感じることができるでしょう。
そして「う」と発音するときの口の形をつくるように、ゆっくりと口から息を吐きだすだけです。
これを5~10回程繰り返すと脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌が促進されるといわれています。
セロトニンは心身に大きな影響を与えるもので、不足するとうつ病や不眠症状などを引き起こしてしまいます。また、セロトニンには自律神経を整える効果もあるのでホルモンバランスの乱れの解消につながります。
腹式呼吸は家の中でも外でも気軽にできる女性ホルモンを増やす方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
10. 軽い運動を取り入れる
運動が苦手という女性もいらっしゃるでしょう。
ですが軽い運動を取り入れることで自律神経が整いホルモンバランスをアップさせることが可能です。
家事や仕事の合間に伸びをする、エレベーターを使わずに階段を登る、買い物に行くときは近くのスーパーまで歩いて行くなど、まずは無理のない範囲で身体を動かすことを意識してみましょう。
身体を動かすことで血行が良くなりますし、筋力がついてくると代謝も上がるので、身体のシェイプアップにもつながりますよ。
女性ホルモンを増やす方法でムダ毛は目立たなくなる!
以上、女性ホルモンを増やす10の方法をご紹介いたしました。
どれか実践してみたいと思える方法はありましたでしょうか?
ムダ毛の悩みを解消するための方法は脱毛だけではありません。
毎日の生活にカンタンに取り入れることができる、このような方法だって効果があるのです。
ムダ毛を薄く目立たなくさせるだけでも、毛深くて悩む気持ちがずいぶん軽くなるものです。また女性ホルモンを増やすことでムダ毛が目立たなくなるだけでなく、美肌になったり、髪の毛がツヤツヤになったり、メンタルが良好になったりするなど効果はあなどれませんよ。
女性の美しさはホルモンバランスによって左右されると言っても過言ではありません。
毎日を楽しく美しく、女性らしく過ごすためにも、女性ホルモンを増やす方法を生活習慣に取り入れてみてくださいね。