かつて社費で提携先の某法人のセミナーを受けまくったのでそこで得たものを書き出したいと思います。
ロジカルシンキングってなんだよ?
会社務めをしているとよく
『ロジカルシンキングが大事だよ』
みたいに言われませんか?
でも思いませんか?
ロジカルシンキングってなんだよ?
wikipedia先生によると
ロジカルシンキング(logical thinking)とは、一貫していて筋が通っている考え方、あるいは説明の仕方のことである。
っていうことらしいです。
なぜロジカルシンキングが必要なのか?
必要とされる理由について
- 相手をうまく説得できること
- 課題の把握力があがる
が挙げられています。
相手をうまく説得できること
例えばiPhone7の宣伝で『この商品は必ず売れるから俺を信じて買え』って言われたらどうですか?多分いらないですよね
それを『この商品は売れますなぜなら、前型よりさらに軽量化に成功し、カメラの画素数がよくなり、ついに防水機能も搭載しました。』
と言われたらどうでしょうか?根拠が明確になり正しいか正しくないかの判断が分かりやすくなったはずです。
課題の把握力があがる
例えば売り上げが思うように上がらないという課題がある場合に、『もっと訪問しろ、電話アポ取れ、とにかく行け』みたいな課題をイマイチ把握できていないと成果は出づらいです。
そこを『課題を列挙してみよう、例えば営業パーソンの行動量を上げれば増えるかな?商談スキルは低下していないか?商品に問題はないか?』様々な要素から課題を把握できるようになれば当然成果もあがります。
ロジカルシンキングの考え方
結論から話すようにする
ブログであったり書籍の場合は起承転結のもったいぶった話し方であるクライマックス法は有効ですが、
ロジカルシンキングの場合、結論から話すアンチクライマックス法を使います。
あまり難しいことは考えずに
『○○は△△です』
の切り口で会話をするとできるビジネスマンっぽくなります。
『○○は△△です』のあと以下のように展開していきます。
結論を列挙する
『○○は△△です。理由が3つありAとBとCだからです。』
例えば、
おもちゃを買ってほしいなぜなら
- みんなの間で流行ってて持っていないと仲間外れにされる。
- さらに今月は誕生月だ。
- おまけに今セール中だからお買い得
という風に列挙します。
結論を掘り下げる
もうひとつ掘り下げと言う手法があります。
『○○は△△です。なぜならAだからBであってCである。』と言った感じです。
分かりづらいので例を出します。
当社では若手が育たない。
↓
若手社員の成長意欲がないからじゃないか?
↓
でも意欲がないのは成長しないといけないという思うやりがいや難易度のある仕事が与えられていないことにあるのではないか?
↓
上司や先輩が若手に難しい仕事を振らずに自分でこなしているのが問題ではないのか?
というように展開します。
トヨタでも『5なぜ分析』と言う形で掘り下げています。
なぜなぜ分析をトヨタ生産方式に基づいて説明する「5なぜの法則」
おわりに
ロジカルシンキングはさまざま場面で役立ちます。
ブロガーであれば列挙を用いてアフィリエイト収入が得やすい説得力のある文章を書いたり、アナリスティックの結果からゴールを分析することもできるはずです。(例えばモバイルのアクセスが多くて直帰率がものすごく高い。ならばモバイルページのデザインに関連記事のメニューを追加する等)
ビジネスシーンで使うのであれば『結論から言うと』っていう切り口から始めるとそれっぽい好感の持てる報告になるので機会があれば使っていただければと思います。
使いこなせると営業、企画、プレゼンあらゆるビジネスシーンで成果が伸びるそうです。