医療通訳の養成講座 4万人余の外国人暮らす群馬で
日本語が不自由な外国人が医療機関を受診するときに通訳をするボランティア「医療通訳」の養成講座が、群馬県太田市で行われました。
群馬県内には4万4000人余りの外国人が暮らしていて、県では10年前から、日本語が不自由な人が医療機関を受診するときに医療通訳のボランティアを派遣する制度を行っています。
9日は群馬県太田市で医療通訳を養成する講座が始まり、特に人数が足りていないポルトガル語やスペイン語などを通訳できるおよそ20人が参加しました。
講座でははじめに講師を務めた医療通訳の女性が、命や健康に直結するため、通訳の内容に決して誤りがあってはならないという意識を持つことや、病名がわからないときには現場で辞書を引いたり医師に再確認したりするといった心構えを説明しました。
講座に参加した、日本に20年以上住む群馬県伊勢崎市のペルー人の女性は、「日本に来た直後には病院で言葉がわからず困ったことがあったので、医療通訳として同じ国の仲間を助けられるよう、しっかり勉強したいと思います」と話していました。
講座は今年度中にあと2回行われ、テストに合格すると、医療通訳として県に登録され、要請に応じて医療機関に派遣されます。
9日は群馬県太田市で医療通訳を養成する講座が始まり、特に人数が足りていないポルトガル語やスペイン語などを通訳できるおよそ20人が参加しました。
講座でははじめに講師を務めた医療通訳の女性が、命や健康に直結するため、通訳の内容に決して誤りがあってはならないという意識を持つことや、病名がわからないときには現場で辞書を引いたり医師に再確認したりするといった心構えを説明しました。
講座に参加した、日本に20年以上住む群馬県伊勢崎市のペルー人の女性は、「日本に来た直後には病院で言葉がわからず困ったことがあったので、医療通訳として同じ国の仲間を助けられるよう、しっかり勉強したいと思います」と話していました。
講座は今年度中にあと2回行われ、テストに合格すると、医療通訳として県に登録され、要請に応じて医療機関に派遣されます。