9日午前9時5分ごろ、愛知県長久手市で開かれていた「長湫警固祭り」の会場で、発砲を披露するのに使われる火縄銃が破裂した。愛知署によると、銃を持っていた大阪府寝屋川市の男性会社員(48)が左手に大けがしたが、命に別条はない。
同署によると、現場は市立小学校の校庭。鉄砲隊が次々と空砲を放った際に、男性の火縄銃が破裂した。鉄砲隊の他のメンバーや観客ら約200人にけがはなかった。
男性は帰省し、祭りに参加していた。別の場所で数発、空砲を撃っていたが、破裂直前に1度失敗させていたという。同署は銃の扱い方に問題があった可能性があるとみて調べている。(共同)