明治維新から150年で事業検討…閣僚に要請
菅義偉官房長官は7日の閣僚懇談会で、2018年が明治維新から150年の節目に当たることを受け、記念事業など関連施策を検討するよう要請した。これを受け政府は同日、内閣官房に「明治150年」関連施策推進室を11日に設置すると発表した。
安倍晋三首相は、維新実現に大きな役割を果たしたかつての長州、山口県出身。政府関係者は「首相のこだわりが反映されている」と述べた。
菅氏は、明治維新150年について「日本にとって一つの大きな節目だ。明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは重要だ」と指摘。関連施策の実施に当たり、関係各省庁や各界からも意見を聞く考えも示した。(共同)