怒らないで聞いてほしいんですけど、「仕事が楽しい!」って言ってる人の事をずっとバカだと思ってました
高校生くらいの頃からずっと「バカだなー」って
仕事が楽しいわけねーっつーの。バーカバーカ! って
自己啓発本とか読んでると特にそう言う人が多くて
「眠る時間や遊ぶ時間を削っても全然苦痛じゃない」
みたいな
「仕事が楽しいから働いています!!」
みたいな
「最早僕にとっては『仕事』という認識すら無いですね」
みたいな
いやそれ大脳ぶっ壊れてるよ。ブラック企業に壊されてるよ。こえー。洗脳ってこえーーー
みたいなね
僕にとっての仕事は、あくまで生きるための、お金を得るための手段でしかありませんでした
仕事の中にやりがいだったり、喜びがあるというのはわかります。僕もそれは感じた事がありますし、仕事を通じて達成感だったり、満足感を感じる事もあります
でも、それはあくまで「やらないといけない事」の中でそう思っているだけで
間違っても自分から「やりたい!」と思うような事ではありませんでした
高校の焼肉屋のバイト、大学の配達や塾講師のバイト、学校を卒業して就職して、今働いてる会社の工場での現場研修、そして現在やってる開発の業務
それらで僕の考えが変わる事は一切ありませんでした
嫌で嫌で仕方が無い、とまでは言わないけれど(そういう日もあったけど)、少なくとも休みだったら嬉しいし、間違っても進んでやりたい物では無い
僕にとっての仕事とは、そういう認識でした
それが、僕の中での常識でした
常識が崩れた
最近、仕事の後や休みの日にブログを書いていて、それでお金も貰ってるよと話をすると友人にこんな事を言われました
「お前どんだけ働くんだよww」
頭に「?」が浮かんで、相手の言ってる事を理解するのに本気で少し時間がかかりました
僕にとってブログを書くことはあくまで趣味の延長。楽しいの延長
副業何て言われてるけど、そんな大層なものじゃないと思っていました
確かに最近は忙しい
人に会おうと言って頂けるから土日は大抵出かけているし、アクセスの流れは暇さえあれば追っているし、昼休みにはASPや執筆の依頼主から来たメールに返信をする
家に帰れば記事作成、過去記事修正、PR記事の打ち合わせ、デザインいじり
時間が足らないと睡眠時間を削る事だってあります
もちろん合間合間に他の事もやっています
本を読んだり動画を見たりゲームをしたりもしていますが、基本的に「ブログと関係ある事」をしている時間が圧倒的に多いです
しかしそれは僕の中の認識は「趣味」であり、「楽しい事」であり、さっき並べた
「本を読む」
「動画を見る」
「ゲームをする」
と
「ブログを書く」
に大きな違いは無いのです
しかし、実際僕はその「ブログを書く」で仕事以上、っていうか給料の3倍以上のお金を毎月頂いています(本業の給料が低いというのもありますが)
でもこの行為に「仕事」という認識はありませんでした
友人に「良く働くね」と言われて初めて、「これは仕事と何が違うのか」という疑問に当たりました
……何も、違わないのでは?
もしかして、僕は今「楽しい仕事」をしているのでは??
眠る時間や遊ぶ時間を削っても苦痛では無く
楽しいから勝手にやっていて
「仕事だ」という認識すら無い
そんな「仕事」を、僕は今、しているのでは???
あたまがこんらんしてきます
「仕事辞めたい」
は僕の口癖でした
でもそれは出来ないとわかっていました
「死にたい」と同じようなものです。別に心配してほしい訳でも、相談に乗ってほしいわけでもなく、ただ口に出してストレスをほんの少し解消するだけの言葉です
だって常識的に考えて仕事しなかったら生きていけないもん。ちぬじゃん
高額宝くじ当選! とか資産家の娘と結婚とか! そういう有り得ないレベルの事が無いと、無理じゃん
だから僕が常に考えて来た事は
「避ける事の出来ない「仕事」を如何にしてストレス無くやり過ごし、それ以外の時間をどうやって最大限楽しむか」
これだけをひたすら考えていました
でも今、その大前提が崩れて、正直凄く動揺しています。揺ぎ無いと思っていた大前提が1年やそこらで突然無くなって、揺れています
ビビりだから
「ブログ1本で生きてくわ。プロブロガーになって仕事辞めまーす」
とか絶対言わないし、誰かに背中を押されたところで辞めないけれど(この記事はそれを求めている訳では無いです)
それでも、それを知ってしまったら、そんなに長い事我慢できる自信もないぞ……
どうすりゃ良いんだドガーーーーーーーン!!!
そんな感じ!
おわりっ