エネループの時代はとうに終わっている

あのころ電池といえば、SANYO eneloop(三洋電機 エネループ)しか考えられなかったものだけど、時代はすっかり移ろいまして、また充電式ではない電池の時代になっております。

どれが火付け役ということでもないのですが、100円均一ショップをはじめ、とにかくいま電池がとても安い。

たとえば先日、なかのひとがフェイスブックに書き込んだタイムセール情報で「安い」と話題になっていた Amazonベーシックの単三・単四乾電池

こんなにたくさん買ってどうすんだ?
と思うでしょうけど、シンセサイザーにフィルムカメラ(EOS-1v HS なんか電池8本も使う!)にプラレールにと、気づけば20本など早々になくなり、さらに買い増した20本もすぐさま残り8本まで減るという...

クールでオシャレでエコなイメージをまとって登場し、すっかり僕らの生活に浸透していたエネループも、案の定パナソニックに買収されて以降はパッとせず。何が悪かったというわけでもないんですけど、あえて下火になった理由を言うなら充電が面倒だったから?あとはこういう安い電池と比べると初期費用が大きいところかな。

私個人としては、充電器の口が少ないことがデメリットでした。上述のとおり多量の電池を使用しますから、一気に大量に充電できる仕組みを安価に導入できると良かったのですけど…

あとはカメラのフラッシュなど、外出先で使用する機器のためには、新品の乾電池を持ち歩いたほうが確実だというのもあります。充電してあるかどうかチェッカーでいちいち確認せずとも大丈夫ですから。山奥などで充電してない電池を持って来てしまっていたら損害が大きすぎますもんね。

とある量販店ではAmazonベーシックをはるかに超える安さで電池販売する特売日もあるそう。こうなってしまうと、手のかかる充電式が下火になるのもやむなしですね。