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三江線18年3月末で廃線

 JR西日本は29日、広島県三次市と島根県江津市を結ぶJR三江(さんこう)線(108.1キロ)について、2018年3月末で廃線にすることを沿線自治体などに伝えた。廃止届を30日に国土交通省中国運輸局(広島市)に提出する。廃線時期は当初、来年9月末をめどとしていたが、沿線自治体側が「代替交通手段となるバス路線の計画策定に1年半程度が必要」と先送りを求めていた。

     JR西管内の全線廃止は、00年の鉄道事業法改正以降で初めて。沿線自治体は今後、両県やJR西と協議して、バスの運行主体や路線などの計画を決める。JR西はバス転換の初期費用や一定期間の運営費用を負担する方針。

     JR西の松岡俊宏・米子支社長は29日、島根県美郷町で沿線自治体の首長らと会談し、「地域にとって、よりよい交通プランが実現できるように協力したい」と述べ、沿線自治体側も了承した。【関谷徳、根岸愛実】

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