東海 NEWS WEB

ニュース詳細
タイヤ固定のボルト劣化か

09月28日 19時09分

27日夜、岐阜県恵那市の中央自動車道で、走行中のトラックの後輪のタイヤが突然外れて、後ろを走っていたトラックの運転席付近に直撃し、運転していた福岡県の男性が意識不明の重体となっています。タイヤを固定していたボルトが折れたり、曲がったりしていて、警察はボルトの劣化でタイヤが外れたとみて詳しい原因を調べています。
27日夜7時45分ごろ、恵那市大井町の中央自動車道の下り線で、走行中のトラックの左側の後輪のタイヤが突然外れ、後ろを走っていたトラックの運転席付近に直撃しました。
この事故で、トラックの運転席が激しく壊れ、運転していた福岡県筑紫野市のトラック運転手、平嶋和博さん(46)が頭などを強く打って意識不明の重体となっています。
警察によりますと、タイヤが外れたトラックは左右の後輪にそれぞれタイヤが2本重ねてありますが、このうち左側の後輪のタイヤが2本とも外れていたということです。
タイヤの大きさは直径約80センチで、6本のボルトでタイヤ2本を通して固定していますが、外れたタイヤのボルトは折れたり、曲がったりしていて、警察はボルトの劣化で外れたとみて詳しい原因を調べています。
また、このトラックを運転していた東京・立川市の男性は「走行中にガタガタと音がしてパンクしたと思った」などと話しているということで、警察は整備や点検の状況についても事情を聴いています。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ