どうも、アートディレクターのhashiken(@conteanime)です。
ブログを運営しているなら、どうやって他のブログと差別化するかは意外と大きなテーマじゃないでしょうか。
完全な趣味用でSEOもあまり気にせずやるなら関係ないですが、例えばビジネスのためにブログを使って集客したいなどの場合は差別化はまさに必須事項と言えます。
書き手や文体、取り上げるテーマでしっかり差別化が出来てるブログならともかくそうでない場合はセルフブランディングなども強く意識しながら進めていく必要があります。
★セルフブランディングについて知りたい時は、こちらの記事をどうぞ。
⇒あなたの未来を着実に切り拓くセルフブランディングの正しい進め方とは?
当サイト【コンテアニメ工房】では、個人ブログやその他企業メディアにおける絵を活用した独自化・差別化を推奨していますがその際実は気をつけたほうがいい部分もあったりします・・・今回はその部分についてまとめてみました。
★絵が下手だから・・・とか悩んでたらこちらで吹っ切ってください(笑
⇒ブログに載せる絵に上手い下手は関係ない!人に伝える力を活用セヨ
目次
絵の持つインパクトを過小評価しない
絵やキャラクターを使い始めて調子が出てくると、あれもこれも絵で・・・となりがちです。ただ、絵があまりに内容と関係ないものだと文章が読み手の頭に入っていくことを阻害してしまい逆効果になることも多くあります。
絵や写真などのビジュアル素材は、そのままでも人の目を惹きつける効果があります。
- オリジナルイラスト
- フリーイラスト
- オリジナル写真
- フリー写真
・・・読み手に与えるインパクトとしては、このような順番になるでしょうか。
それだけ強烈な印象を放つ『絵』だけに、ブログに使い文字との相乗効果を活かそうと思ってやったことが反対に働いてしまうこともあります。
たとえば、短いセンテンスの中で多く絵を入れてしまうと読み手の集中力は極端に途切れます。ブログ本文中に頻繁に入ってくる広告で読む気が失せた経験もあると思いますが、絵でも同様になってしまいます。
基準としては、h1を記事タイトルにあててh2が大きな小見出しであればh2毎に1つ絵が存在するくらいだとバランスがいいでしょう。それ以上入れてる場合は注意が必要です。(文中の説明などで必要な場合は除きます。)
絵というのはそれほど強力な力を持っています。写真は基本的に流し読みしてくれますが、絵は想定以上に見る人の目を停止させてしまう場合があることをぜひ覚えておいて下さい。
ブログの絵で一般受けしたいのか、マニア受けさせたいのか?
ブログを書く時は、一人のターゲットに向かって書いたほうがいい記事になると言われます。要はターゲットを絞らず八方美人的に書いては良いブログの文章にはならない・・・ってことです。
絵が人に与える印象で大きく分かれるのが、絵柄が一般受けするかしないかの違いです。基本的に付加価値の絵としては、一般受けする絵柄のほうがブログにはマッチしやすいでしょう。
ターゲットの説明と真逆に感じるかもですが、絵は文字や文章よりも早く人の目に飛び込んでいきます。あまりに一般受けしない絵柄だと、文章に辿り着くまでに絵柄で離脱されてしまう可能性さえあります。
当サイトの場合、今回のように『絵』に関する記事はイラストのアイキャッチを毎回新規で用意しますが、あまり関係ないカテゴリではあえて絵を使わない場合もあります。
絵があることで理解を助けるネタならいいですが、たとえば『個人事業主』や筆者の地元ネタである『柏の葉』というカテゴリには絵はほぼ入れていません。ブログネタと絵の存在が合いにくい事が多いからです。
最近ネットニュースを騒がせた『いらすとや』の絵素材があれほど多用されるのは、無料であること以上に絵柄的に広く受け入れられやすい(≒邪魔になりにくい)からだとも言えるでしょう。
自分のブログにどういう人に来てほしいかをイメージし、目的に違和感なくマッチする絵柄かどうか考えましょう。判断つかない場合は、一度第三者に聞いてみることをオススメします。自分でもよければぜひ気楽にご相談下さい。
絵が勝手にブランディングしてしまうことの怖さとは?
繰り返しますが、絵の存在感は強烈です。武器にもなれば、時に足を引っ張ることにさえ繋がります。
当サイトがブログに絵を使うことを推奨するのは差別化と前向きなブランディングのためですが、反対に運営側の想定外のブランディングを絵が行ってしまう場合もあります。
【コンテアニメ工房】では上の商品サービスページのように絵やキャラクターに関する商品を受注制作してますが、絵柄が嫌だと思ったら購入なんてまずしてもらえません。
でも、積極的に発信していかないと買ってくれる人さえ立ち寄ってくれないんですね。
このように絵の力を活用してブランディングを行うことは、文字とフリー素材の写真で行うより想定しにくい効果を起こす可能性もあります。いい方に転べばいいですが、逆効果になることも当然あります。
文字と絵による相乗効果がどう働いてるかは、見極めるための時間とPVが分析のため必要になります。そしてデータが集まった頃にはもう・・・ブログのブランディングは絵の存在感によって相当量形作られていることが多いはずです。
オリジナルキャラクターを過剰に売り込まない
上の記事でも以前書きましたが、ブログを訪れる人は基本的に一見さんです。
殆どの人が検索で質問の回答として表示されたブログに来るわけで、答えのみを求めてやってきます。例えばあなたが答えを探していた時、表示したページでよくわからんキャラ達がよくわからんやりとりをしていたら・・・どうでしょう?
最近はアイコン絵を使って会話させるブログも数多くあり、大半は読み手の理解を助けるために使われています。でも中には、妙にキャラクターの存在感を押し付けてくるものもあると思います。
ブランディングの話とも繋がりますが、読み手が疎外感を受けるような設定や演出・本文に関係ない情報は極力控えるべきです。オリジナルの設定に一見さんが興味をもつことは基本ありません、むしろ逆効果がほとんどです。
キャラに記号的な名前があるくらいはいいかもしれませんが、凝るほどに作り手のエゴになります。どうやって出来たかとか、名前や設定の由来なんて残念ながら聞きたくない人のほうが多いものです。
よく言われますが、ブログの書き手にユーザーは基本興味がありません。探している答えがほしいだけです。
悩んだときは、自分が検索してブログを訪れたときのことをいつでも思い返しましょう。いつもの感覚こそ重要です。
あなたの中で膨らんだ設定は、あなたの中だけの秘密にしておきましょう・・・ね(笑
さいごに、
ただビジネスで使うブログに関しては、最低限の戦略を考えて運営していく必要があります。絵は上手い下手関係なく強烈な武器になりますが、一方で想定外の印象も与えかねない両刃の剣です。
ブログのテーマに合わなければ無理して使う必要は全くないですし、絵があることでより人が来てくれる可能性があるなら積極的に使っていくべきでしょう。
とにかく常にユーザー目線第一の姿勢で進めましょう、自分のブログにきてくれた一見さんをどうもてなせばいいか・・・を全ての基準に進めていくといいかもしれないですね。
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くれぐれも逆効果にならないよう、今回紹介するポイントを頭の片隅に留めておいてください。