将棋の王位戦 羽生三冠が6連覇

将棋の王位戦 羽生三冠が6連覇
将棋の七大タイトルの1つ、「王位戦」の最終局が神奈川県内で行われ、タイトルを保持する羽生善治三冠が木村一基八段に勝って王位戦6連覇を果たしました。
将棋の第57期王位戦の七番勝負は、タイトルを保持する羽生三冠に木村八段が挑み、ここまで3勝3敗で、勝負は最終の第7局にもつれ込みました。
26日から神奈川県秦野市で行われた対局では、先手の羽生さんが、終盤、粘りを見せる木村さんを追い詰め、27日午後6時45分、木村さんが投了して93手で羽生さんが勝ちました。
羽生さんはタイトル防衛を果たして王位戦6連覇で、このタイトルの通算獲得数は18期となりました。また、七大タイトルの通算獲得数も96期に伸ばし、みずからの持つ歴代1位の記録を更新しました。