入院患者中毒死 別の88歳男性も界面活性剤による中毒死
フジテレビ系(FNN) 9月27日(火)4時41分配信
神奈川・横浜市の病院で、点滴に異物が混入され、入院中の男性が死亡した事件で、男性が亡くなる2日前に死亡した88歳の男性も、界面活性剤による中毒死だったことがわかった。新たに中毒死と確認されたのは、横浜市青葉区の西川惣蔵さん(88)で、9月20日、点滴に消毒液を混入され、中毒死した八巻信雄さん(88)と同じ病室に入院していた。
西川さんは、2日前の18日に亡くなり、遺体から、八巻さんと同様に、界面活性剤の成分が検出された。
西川さんの知人は「(米寿のお祝いは?)17日、『早く良くなってください』ということで、お渡ししました」と話した。
西川さんは、亡くなる前に、数種類の点滴を使用していて、警察は、いずれかの容器に界面活性剤が混入されたとみて、残った水滴などを分析している。
一方、この病院で勤務する看護師が、FNNの取材に応じ、7月から9月の間に、およそ50人の高齢者が死亡していたと証言した。
大口病院の看護師は「異常でした。だから、4階はおかしいという話を。呪われているんじゃないかと。7月から、ちょっとしてから一気にバタバタと。最初は1日1人だったけど、それが3人になり、5人になり」と話した。
警察は、事件との関連について調べるという。
最終更新:9月27日(火)4時41分