時は20世紀の終わり。ビル・ゲイツが巨額の富をこの世に隠してから幕が開けた大ネットベンチャー時代。
あれからわずか20年。
今や星の数程いるIT・ネットベンチャーの中で・・・、
後半の海にまるで ”皇帝” の様に君臨する彼らを、世に「四皇」と呼ぶ。
四皇:グーグル、フェースブック、アマゾン、アップル
彼らは「世界政府」にも対抗しうる勢力にまで拡大し、その影響力はとどまるところをしらない。
そして四皇は新興勢力をどんどん傘下に入れて最強連合艦隊を築いていくので厄介だ。
インスタグラム、ワッツアップ、オキュラスVR。名だたる企業がフェースブックの傘下に入った。(スナップチャットは傘下入りを免れる)
グーグルも同様だ。傘下にYoutube、DeepMind(人工知能)をゆうする。どうやらツイッターもこれから買収されてしまうようだ。
悪魔の実の能力者ジェフ・ベゾス率いるアマゾンは、本から「The Everything Store」へ、そしてクラウド事業も独占し、ドローンやAmazon Echoのようなスマートデバイスにも打って出てきた。
アップルはどうか?
白ひげ(スティーブ・ジョブス)を失った後はいまいちぱっとしない。スマホの頭打ち感も否めない。そして、新世界を渡っていける武装色の覇気を身に着けた人工知能の研究者(データサイエンティスト)たちは、クローズドで秘密主義なアップルだと、自分の研究成果を世界に発信できなくなってしまうため、アップルを避けがちだ。白ひげ海賊団は人工知能にもついていけなくなる。
これから白ひげ海賊団ことアップルは新世界から没落していくかもしれない。
誰がダークホースとなり、黒ひげの役割を担うのか・・・
世界政府:米国、中国、EU、国連
世界政府は絶対的正義の名のもとに、お前らそれ独占じゃね?独占じゃね?って四皇たちにちょくちょくプレッシャーをかけてくる。海賊たちの力が強大になりすぎて、「国家」も焦っているのだ。
海軍大将:テンセント、アリババ、サムスン
中国当局の外資規制により育ってきたテンセントとアリババ。今では14億人の中国市場をほぼ独占だ。そして四皇アップルと競り合う韓国のサムスン(青キジ)。
五老星:Microsoft、IBM、Intel、HP、DELL
古くよりIT業界に君臨してきた五老星だ。彼らは長い歴史をその目で目撃してきた。この中でもマイクロソフトは、近年人工知能やホロレンズなどのAR(拡張現実)・MR(複合現実)領域でも存在感を示してきているため、彼らが返り咲きする日は近いに違いない。
七武海:Yahoo、Twitter、Dropbox、Netflix、Spotify、Salesforce、Baidu
ベライゾンに買収されてしまったボロボロのヤフーは、もちろん彼ですね。
最悪の世代:Uber、Airbnb、SpaceX、Tesla Motors、Snap(旧Snapchat)、Slack、Pinterest、Lyft、Flipkart、WeWork、Snapdeal
最悪の世代です。短期間のうちに懸賞金がどんどん跳ね上がり、いつの間にか億超えルーキーに。(時価総額10億ドル超えのユニコーン企業がちらほら)
彼ら最悪の世代は、まわりに見下されていたら、あっという間に無視できない勢力に・・・!!
そして、みんな大好き麦わらの一味は一体どの企業なのか!?!?
麦わらはもちろん僕です(^^)
と言いたいところですが、アメリカに打って出ている次のユニコーン企業でしょう!
麦わらの一味:メルカリ
やっぱり麦わらの一味は我らが日本発のベンチャーであってほしいですね!
一体誰がこの海の王者になるのでしょうか??
そして時代のうねりは、さらに加速する・・・
シンギュラリティ(Singularity)とは、人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事とされ、テクノロジーが急速に変化し、それにより甚大な影響がもたらされ、人間の生活が後戻りできないほどに変容してしまうとする未来予測のこと。
そこで、最後はNewspicksの言葉で締めくくろう。
10年後、
マークザッカーバーグ、41歳。
ジャック・ドーシー 49歳。
ラリー・ペイジ、53歳。
ジェフ・ベゾス、62歳。
エヴァン・スピーゲル、35歳。
この10年で、また新たなスター起業家が誕生し、彼らを苦しめているに違いない
(終わり)