中国首相がキューバ訪問 伝統的な友好関係をアピール
中国の李克強首相がキューバを訪問して国家元首のラウル・カストロ国家評議会議長と会談し、伝統的な友好関係をアピールするとともに、経済協力の強化で合意し、アメリカや日本などと影響力を競う動きが激しくなっています。
中国の李克強首相は24日、キューバを訪問し、首都ハバナで国家元首のラウル・カストロ国家評議会議長と会談しました。
国営の新華社通信によりますと、会談で李首相は「中国がキューバとの友好を堅持する方針とキューバの社会主義の道を支持する決心は変わらない。新しい情勢の下、キューバとハイレベルの相互訪問を密にし、実務的な協力を深化させたい」と述べ、社会主義陣営の伝統的な友好関係をアピールしました。
さらに李首相が「インフラ建設や貿易・投資の拡大などで協力したい」と述べたのに対し、ラウル・カストロ議長も「経済を発展させるにあたり、中国の経験に学びたい」と応じ、両国の経済協力の強化で合意しました。
またラウル・カストロ議長が「国際的な問題で中国との交流と協力を強め、広範な発展途上国の共通の利益を守りたい」と述べたと新華社通信は伝えています。
キューバをめぐっては、アメリカが去年、国交を回復し、ことし3月にオバマ大統領が現職の大統領として88年ぶりに訪問したほか、安倍総理大臣も先週、日本の総理大臣として初めて訪れたばかりで影響力を競う動きが激しくなっています。
国営の新華社通信によりますと、会談で李首相は「中国がキューバとの友好を堅持する方針とキューバの社会主義の道を支持する決心は変わらない。新しい情勢の下、キューバとハイレベルの相互訪問を密にし、実務的な協力を深化させたい」と述べ、社会主義陣営の伝統的な友好関係をアピールしました。
さらに李首相が「インフラ建設や貿易・投資の拡大などで協力したい」と述べたのに対し、ラウル・カストロ議長も「経済を発展させるにあたり、中国の経験に学びたい」と応じ、両国の経済協力の強化で合意しました。
またラウル・カストロ議長が「国際的な問題で中国との交流と協力を強め、広範な発展途上国の共通の利益を守りたい」と述べたと新華社通信は伝えています。
キューバをめぐっては、アメリカが去年、国交を回復し、ことし3月にオバマ大統領が現職の大統領として88年ぶりに訪問したほか、安倍総理大臣も先週、日本の総理大臣として初めて訪れたばかりで影響力を競う動きが激しくなっています。