日光東照宮で「三猿」の修復進む 栃木
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栃木県の日光東照宮で、「見ざる、言わざる、聞かざる」で知られる「三猿(さんざる)」の彫刻の修復が行われていて、色を塗り直す作業が大詰めを迎えています。
世界遺産に登録されている栃木県日光市の日光東照宮では、表面の傷みが激しくなっているとして、ことし6月から「三猿」など全部で8面ある猿の彫刻を取り外し、65年ぶりに大規模な修復を行っています。
修復作業は「日光社寺文化財保存会」の職人が行っていて、境内でその様子が一般に公開されています。「三猿」の修復は色を塗り直す作業が大詰めを迎えていて、職人が、江戸時代の技法で当時と同じ絵の具を使って、猿の頭や胴体などの色を塗り直していました。
修復の様子を見た50代の参拝者の男性は、「貴重な経験になりました。こんなタイミングで来られてラッキーです」と話していました。
日光社寺文化財保存会の澤田了司さんは、「大勢の人に見られながらの作業でプレッシャーもありましたが、早く完成させて達成感を味わいたいです」と話していました。
修復の様子は今月いっぱい公開されていて、猿の彫刻は、来年3月に元の場所に戻される予定です。
修復作業は「日光社寺文化財保存会」の職人が行っていて、境内でその様子が一般に公開されています。「三猿」の修復は色を塗り直す作業が大詰めを迎えていて、職人が、江戸時代の技法で当時と同じ絵の具を使って、猿の頭や胴体などの色を塗り直していました。
修復の様子を見た50代の参拝者の男性は、「貴重な経験になりました。こんなタイミングで来られてラッキーです」と話していました。
日光社寺文化財保存会の澤田了司さんは、「大勢の人に見られながらの作業でプレッシャーもありましたが、早く完成させて達成感を味わいたいです」と話していました。
修復の様子は今月いっぱい公開されていて、猿の彫刻は、来年3月に元の場所に戻される予定です。