学校て本当に必要なのか疑問に思います。
大学は言うまでもありませんが、高校でさえ必要ない気がしています。
社会に出て高校で習ったことをアウトプットする場はどれくらいありますか?
中学校の内容さえしっかり勉強していれば、ほとんどが必要ない気がします。
高校で英語を習っても、ほとんどがテストの問題を解くためだけに必要な知識です。中学英語ができればそれほど困りません。
数学や物理、化学などは専門的に使う人だけが必要な知識です。興味を持てない子供にいくら熱心に教えても時間がムダです。
興味を持つかどうかは中学までで判断するばいいことです。
国語も中学で習えば十分です。
高校にいっても、経済の基礎知識、お金に対する重要な考え方、税金や年金の仕組みさえ教えてもらえません。
これらの方が実社会で必要な知識です。
自分で勉強する習慣を持つようになると、学校教育がいかに時間のムダかわかるようになります。
学校教育に掛かるコストは回収できますか?
公立高校にいくために、受験料や入学金、授業料を払うと116万円ほど必要なります。
私立高校であれば、3倍の310万円程度です。
国立大学は4年間合計で457万円。
私立大学は675万円です。
自宅から通えない大学に行く場合、月の生活費で10万円払うと4年間で480万円です。
学費だけで計算しても、一番安い公立と国立で570万円。
私立の高校と大学に通えば、980万円です。
そこに大学の生活費を足すと、1000万円~1500万円の出費です。
これだけのお金を払って、社会に出た時にどれだけ学んだことをアウトプットしていますか?
中学を卒業して働いたときに問題になるのは、将来的に肉体労働の仕事しかできないことです。
しかし、勉強熱心な知的好奇心の高い子なら高校に行く必要さえない気がします。
大学を卒業して、有意義な生活を送れてよかったでは済まないほど、多くの親は大金を負担しています。
子どものためだから学費はいくらかかっても仕方ないと考えるのも、それはそれで安易です。
そういう思考もよくありません。
大学卒は中卒のポログラマーに勝てますか?
例えば、中学卒業してソフトウェアの会社に入社する人と、大学を出てからソフトウェアに入るとでは、どちらの方が優秀なエンジニアになるでしょうか?
7年間のハンディがありますが、大学卒は追いつくことができますか?
頭が柔軟なうちに4~5年プログラムを習ったら、20歳になるころには設計ができるほど優秀なエンジニアになります。
20歳を超える頃には、ITの世界でもどういう分野に進みたいか年齢的にも余裕があります。
大卒が30手前になって、将来を考えるよりもはるかに効率的です。大学卒で24歳まで学生をするというのもどうかと思います。
大人がいい歳して趣味を極めるよりもレベルが違います。
ソフトウェアの会社でなくても、たとえば趣味を極めてネットで情報を発信し、1日3ページほど記事を更新すれば、7年後には7000記事に到達します。
中学を卒業する前に、中学までの学業と、卒業してからのお金に関する知識を教えてあげれば、高校や大学にいって1000万円も学費を払う必要はないのではないでしょうか?
学校教育は子供の才能を奪っている
そもそも学校教育自体、子供の才能を奪っているような気さえします。
たとえば、学校教育はどちらの子どもを優秀だと判断しますか?
数学80点、美術80点
数学0点、美術100点
間違いなく平均的な点数を取る前者が良しとされます。平均的にもっと頑張るように指導されます。
後者は下手すると落第します。
美術よりも数学でもっと点を取って平均的になるように指導されます。
この子供がインターネットで毎日美術のことで情報を発信した方が、この子の将来のためになるとは微塵も考えません。
担当教師も美術の世界で生きるよりも、平均的な点数を取って大学に行けるように教育した方がいいと本気で将来を考えてアドバイスします。
安定が大好きな公務員が教えるのでそれはしょうがないです。
学校教育は大企業に勤めてその会社でしか力を発揮できないゼネラリストを創るのと同じ感覚です。
会社がなければ、存在意義は残りません。
非正規社員が4割も増えた社会になったのに、高い授業料を払って大学まで行かせたのにどうして派遣やフリーターで働くのかと嘆くのも、少し論点がずれている気がします。