どーも!
はじめましての方もそうでない方も
こんにちは!ふるです!
さて、ブログを2.3書いてみてて、ブログを書くということに慣れてきたところですので、最初から書きたいなと思ってたことの一つのテーマをシリーズ形式で書いていこうかなと思ってます!
まぁ、タイトルにもある通り、僕、施設出身なんですよね。
僕の経歴としては、
0歳 乳児院(乳幼児専用の施設)に入所
2.5歳 里親(養子縁組ではなく)に引き取られる
5歳 里親が育児困難になり、児童養護施設に入所
18歳(高校3年生)まで児童養護施設で育つ。
今頃ですが、児童養護施設ってみなさんご存知ですかね?
知らない方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明しますと、
【両親の都合により、子供を育てることが困難になった場合に預ける施設のこと】
ですね。その両親の都合というのも人それぞれだったりするんですが、僕の場合はなぜなのかがよくわかってないです。両親とは会ったこともなければ、最近まで名前も知らなかったですね。
里親が育児困難になった理由は、里親(当時は両親だと思っていた)の母親がガンのため他界して、父親だけでは仕事もあって育児するのが厳しいから児童養護施設に預けるという形になったと聞きました。(この話を聞いたのは高校1年生の夏で、それまで両親だと思っていた。)
と、まぁ特殊といえば特殊なんでしょうけど、僕にとってはこれが普通でした。
先ほど書いた、【両親の都合】というところで、僕が施設にいた頃のことを思い返して、どんな事情の子がいたのかというと、
・両親が離婚、または他界した
・性的暴行、肉体的暴行、精神的暴行を両親から受けた
・父親、母親のどちらかに引き取られたが、親が病気になってしまい育児困難になった。
・自分自身が障害を持ってしまったため入所
など、一人一人に入所した理由はありますが、1番多かったのは両親の離婚、他界ですね。
他界は仕方のないことというか、両親に責任があるかと言われれば「ない」と言わざるを得ないのですが、離婚となると、ホントに自分勝手なことだと僕は思います。
結婚するのは自由です。その時は確かに好き同士で結婚するんですし。でも、離婚をして、子供を育てられないから児童養護施設になんて、なんかホントに自分勝手です。その子にとっての親は自分たちしかいないということを認識してないのが、本当に悔しいし、そんな簡単な気持ちで結婚するんじゃねぇよ。って気持ちもあったりとかします。
そして、身体障害者と言われる子たちも少なからずいました。
小学校とかにある、特別学級に通うような子たちです。
勉強が追いつかない知的障害者の子が児童養護施設にはいました。
手足などが不自由な身体障害者の子たちは僕がいた施設にはいませんでした。
知的障害者の子たちですが、本当に見た目は普通なんです。僕と同学年だった男の子も、とても優しい子でした。ですが、やっぱり勉強が出来ず、でも特別学級でいるのは嫌だとずっと言っていました。
僕はそういった障害を持たずに生まれてきました。確かに小学生の頃は、少しバカにしてるところもありましたし、今でももしかしたら、自分から見たら「下」にいる存在だと思っている節はないとは言い切ることができないです。
そういうものだと思います。開き直るとかそういうことではなく。
逆に、身体障害者の方の気持ちも考えて!とか、身体障害者の人たちが可愛そうだ!とかいう話も聞きますが、「私は身体障害者の気持ちを考えている。可愛そうだと思っている。」時点で、自分より「下」の存在であると言っているようなものです。
僕は確かに可愛そうだと思ってるので、やはり言い切ることができないですね。
でも、身体障害者の方と関わってわかるのは、優しかったり、よく笑ったりします。その痛みをわかっているから、その痛みを自分で感じ取っているから、他人にも優しく出来たりするんだなと関心することもできました。
強く生きているんです。今までもきっとたくさん辛いことがあったと思いますが、それを乗り越えてきたんです。壁に立ち向かったんです。
それ、自分たちは出来ているのかな?とか考えてみると、出来てても、きっと乗り越えなければならない壁と、乗り越えられればいいなと思う壁はやはり大きさ高さが違うと思います。
身体障害者をバカにしないでとはいいません。ただ、認めてあげて欲しいと思います。乗り越えられればならない壁と戦ってる人もいますから。
と、まぁ、話がそれるのはいつものことなんですが、成長しないですねぇ僕。笑
でも、長すぎるとシリーズ化にする意味もよくわからなくなってきますから、今回はここで終わろうかなと思います!
次回は、「児童養護施設での暮らし」についてブログを更新しようかなと思っています!
よかったら次回もよんでみてくださいね!
それではふるでした(*´︶`*)ノ"