官房長官 猪木参院議員の北朝鮮訪問は極めて不適切
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菅官房長官は午後の記者会見で、アントニオ猪木参議院議員が13日まで北朝鮮を訪問していたことについて、政府がすべての国民に北朝鮮への渡航の自粛を要請する中での訪問であり、極めて不適切だという認識を示しました。
アントニオ猪木参議院議員は今月8日から13日までの日程で北朝鮮を訪れ、北朝鮮が5回目の核実験を行った翌日の今月10日には、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の側近の1人、リ・スヨン副委員長と会談しました。
これについて、菅官房長官は午後の記者会見で、「政府として承知しているが、国会議員の活動に1つ1つ政府としてコメントすることは控えたい」と述べました。そのうえで、菅官房長官は「わが国としては、対北朝鮮措置として、すべてのわが国国民の北朝鮮への渡航の自粛を要請しており、こうした考えは猪木議員に対しても従前から伝えている。そうしたことを考えると、極めて不適切だったと思わざるをえない」と述べました。
これについて、菅官房長官は午後の記者会見で、「政府として承知しているが、国会議員の活動に1つ1つ政府としてコメントすることは控えたい」と述べました。そのうえで、菅官房長官は「わが国としては、対北朝鮮措置として、すべてのわが国国民の北朝鮮への渡航の自粛を要請しており、こうした考えは猪木議員に対しても従前から伝えている。そうしたことを考えると、極めて不適切だったと思わざるをえない」と述べました。