山口 長門で保護の男性 「脱北者」と判断し韓国に移送
ことし7月、日本海に面した山口県長門市の港の近くで保護された男性について、政府が、北朝鮮を逃れた「脱北者」と判断し、9日までに長崎県にある入国管理局の施設から韓国に移送したことが、関係者への取材でわかりました。
ことし7月16日、山口県長門市仙崎で、全身が水にぬれた若い男性が警察に保護されました。男性は「北朝鮮から船に乗ってきた。途中で海に飛び込み泳いできた」などと話し、警察当局などが長崎県大村市にある入国管理局の施設に移して、身元やいきさつなどを調べてきました。
その結果、この男性について、政府が、北朝鮮を逃れた「脱北者」と判断し、今月6日、受け入れ態勢が整った韓国に移送したことが、関係者への取材でわかりました。
日本の海岸に脱北者が漂着したのは、最近では、平成23年9月に石川県の輪島市沖で9人が保護されたケースや、平成19年6月に青森県深浦町の沖で小型船に乗った家族4人が保護されたケースがあり、いずれも本人たちの希望に沿って韓国に移送されています。
その結果、この男性について、政府が、北朝鮮を逃れた「脱北者」と判断し、今月6日、受け入れ態勢が整った韓国に移送したことが、関係者への取材でわかりました。
日本の海岸に脱北者が漂着したのは、最近では、平成23年9月に石川県の輪島市沖で9人が保護されたケースや、平成19年6月に青森県深浦町の沖で小型船に乗った家族4人が保護されたケースがあり、いずれも本人たちの希望に沿って韓国に移送されています。