北朝鮮 建国記念日前の祝賀大会で軍事力強化の姿勢
北朝鮮は、9日の建国記念日を前に祝賀大会をピョンヤンで開き、「わが国は水爆まで保有した核強国として威容をとどろかせている」として、みずからが核保有国であると強調し、核やミサイルなどの軍事力をさらに強化していく姿勢を示しました。
北朝鮮は9日、68回目の建国記念日を迎えます。これを前に、ピョンヤンでは8日、指導部メンバーらが出席して祝賀大会が開かれ、その模様は日本時間の午後6時半から国営テレビで放送されました。
大会には、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は出席せず、パク・ポンジュ首相が演説を行い、「アメリカとあらゆる敵対勢力が、われわれの体制をひぼう中傷している」と非難しました。
そのうえで、「核抑止力を軸とした自衛的国防力を強めることで、わが国は水爆まで保有した核強国として威容をとどろかせている」と述べ、みずからが核保有国であると強調しました。
そして、パク首相は「軍隊を絶えず発展させ、国防工業を一層強化していかなければならない」と述べ、核やミサイルなどの軍事力をさらに強化していく姿勢を示しました。
北朝鮮は今月5日、北海道沖の日本の排他的経済水域に落下したと推定される弾道ミサイル3発を連続して発射したばかりで、建国記念日を機に国威発揚を図るとともに、アメリカや韓国などを改めてけん制する狙いがあると見られます。
大会には、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は出席せず、パク・ポンジュ首相が演説を行い、「アメリカとあらゆる敵対勢力が、われわれの体制をひぼう中傷している」と非難しました。
そのうえで、「核抑止力を軸とした自衛的国防力を強めることで、わが国は水爆まで保有した核強国として威容をとどろかせている」と述べ、みずからが核保有国であると強調しました。
そして、パク首相は「軍隊を絶えず発展させ、国防工業を一層強化していかなければならない」と述べ、核やミサイルなどの軍事力をさらに強化していく姿勢を示しました。
北朝鮮は今月5日、北海道沖の日本の排他的経済水域に落下したと推定される弾道ミサイル3発を連続して発射したばかりで、建国記念日を機に国威発揚を図るとともに、アメリカや韓国などを改めてけん制する狙いがあると見られます。