こんにちは、せみけんです。
空売り比率も相当に下がってきて、さすがに日銀がバックにいると強いですね。
ドル円も9月利上げも捨てきれない中、円高にはいかずに103円台で落ち着いています。
学情(2301)が良い決算でしたが、前日比マイナスで引ける結果となり、単純にはいかない相場。
割安&成長株探し継続です。
さて、ひふみ投信のレポート、ひふみのあゆみ2016年8月分が発表されていたので中身の確認です。
1.トップ10入りした銘柄
2.トップ10から外れた銘柄
3.ソフトバンクが12位に!!
1.トップ10入りした銘柄
①井関農機(12位→7位)
農業機械専業で3位の会社。3期ぶりの最終黒字となる予定ですが、有利子負債もそこそこ重たそうで、個人的には目に留まらない会社。
恐らく、改善している過程で、ひふみには何かビッグチェンジが見えているんでしょうか。決算説明資料と短信も読んでみます。
②東京センチュリーリース(11位→8位)
みずほ系のリース大手。伊藤忠が筆頭株主。7期連続増配ですが、リース業界もほとんどの会社が低金利の恩恵をうけ、増益基調にあるのでなぜこの銘柄を選んでいるんでしょうか。ROEが13%程度と他社は10%超えているところは少ないです。リースでは三菱UFJリースなど連続増配企業もありますが、資本効率が良いところが選択されている理由かもしれません。
③アルバック(20位→10位)
半導体製造装置で有機ELで受注活発。本決算後、控えめな業績見通しの元、大きく調整していましたが、足元は株価も戻してきました。
有機ELは全体的に相場を引っ張る今年の主役です。
2.トップ10から外れた銘柄
①ダイフク
円高が収益に影響してますが、それでも最高益を見込んでます。営業利益も好調ですが、中国の影響は大きく受けるので、今後どうなんでしょうか。
私も2016年3月末株主だったので、株主として工場見学に行けることになりました。今は保有していないのですが、ダイフクの凄さを感じてきたいと思います。
②ニコン
露光装置関連が好調ですが、一眼レフは停滞。こういった大型株はセグメントごとに分析がいるんで、個人投資家は手が出しづらいですね。
③ジェイコム
人材派遣関連もさすがに業績一服なんでしょうか。アウトソーシングは相変わらず強気のようですが、ジェイコムはランク外に。
ヒトコミュニケーションズもランク外なので、人材派遣関連のポジションは落としているようです。
3.ソフトバンクが12位に!!
ARM買収で騒がれたソフトバンクですが、ここにきてランキング12位へ。何故このタイミングなのか、難しいところですが、スプリントを除き、投資には基本的に買ってきた孫さんの手腕を買ったのか。
有利子負債10兆を超えていますが、含み資産を考えれば個人的には大丈夫かなと思っています。ただ、ソフトバンクの劣後債25年が発行予定ですが、金利3%でもこれは買えないかなと思ってます。孫さんそのころにはさすがにいないですしね。
今回は、ソフトバンクが12位に入っていたのが意外でした。そろそろ海外投資もするんじゃないかと思っているんですが、まだですね。Google買わないかな。
ひふみ投信は、7月、8月とTOPIX対比の成績が良くなかったです。8月は特に、鉄鋼、銀行などリターンリバーサルの相場で、今までのグロース一辺倒の動きから、一気にバリュー株への流れへとなったので、リターンは厳しかったですね。
個人投資家としては、割安株買ってほっておくしかないと思うので、引き続き銘柄発掘に力を入れていきます。