立てこもり容疑者を逮捕 拳銃2丁押収
和歌山市の建設会社「和大(わだい)興業」で8月29日、男性従業員4人が死傷した射殺事件で、和歌山県警和歌山西署捜査本部は31日午後6時40分ごろ、殺人容疑などで指名手配していた社長の次男で元従業員、溝畑泰秀容疑者(45)を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。現場で拳銃2丁を押収した。溝畑容疑者は会社近くのアパートに立てこもっていたが、午後6時40分ごろ、持っていた拳銃で自分の腹を撃ったという。
溝畑容疑者は実弾入りの拳銃を持って逃走し、追跡する警察車両に発砲したり、住人のいるアパートに立てこもって威嚇射撃を繰り返したりした。事件発生から逃走は約58時間に及んだ。