西日本旅客鉄道(JR西日本)は30日、日本信号と資本・業務提携すると発表した。発行済み株式の3%を取得する。鉄道の安全向上に向け、運行管理システムの開発・改良など、幅広く鉄道設備の開発協力を進める。取得時期は未定。買い取り相手や取得額は非公表だが、日本信号の30日終値(819円)で換算すると16億円になる。
両社は2009年から、駅のポイント切り替えシステムなどを共同開発してきた。JR西日本は日本信号の205万200株を取得する。一方、日本信号はJR西日本100%子会社で信号装置の修理などを手掛ける、てつでん(大阪府豊中市)の株式の49%を買いとる。てつでんはJR西日本の鉄道設備の補修を手掛けた経験を持っており、日本信号は今回の株式取得で鉄道設備補修のノウハウを取り入れたい考えだ。
JR西日本は6月に就任した来島達夫社長が鉄道の安全向上を経営目標の一つに掲げており、今回の提携はこの方針の一環だ。