小池都知事 築地市場の移転延期の方針固める
東京都の小池知事は、ことし11月7日に予定されている築地市場の移転について、移転先の豊洲市場の安全性の確認を慎重に行う必要があるなどとして延期する方針を固め、今週中にも表明することにしています。
東京・中央区の築地市場は老朽化が進んだことから、ことし11月7日に江東区の豊洲市場に移転する予定ですが、小池知事はいったん立ち止まって考えたいという姿勢を示しています。そして、今月12日に予定どおりの移転を求める立場と延期すべきだという立場の双方の市場関係者と会談したほか今月16日には、豊洲市場を視察するなどして検討を進めてきました。
その結果、豊洲市場について、敷地内の地下水に有害物質が含まれていないかを確認する水質調査の結果が11月7日の移転予定日に間に合わず、安全性の確認を慎重に行う必要があることや、延期を求める仲卸業者などから市場内の新しい店舗の間隔が狭く、改善を求める声が出ていることなどから、移転を延期する方針を固めました。
また、豊洲市場の整備費について当初4300億円と見込んでいたものが資材や人件費の高騰などにより去年3月の段階で5800億円余りに膨らんだことについて、「都民の理解が得られるか疑問だ」として調査することにしています。
小池知事は、こうした方針について、今週中にも表明することにしています。
その結果、豊洲市場について、敷地内の地下水に有害物質が含まれていないかを確認する水質調査の結果が11月7日の移転予定日に間に合わず、安全性の確認を慎重に行う必要があることや、延期を求める仲卸業者などから市場内の新しい店舗の間隔が狭く、改善を求める声が出ていることなどから、移転を延期する方針を固めました。
また、豊洲市場の整備費について当初4300億円と見込んでいたものが資材や人件費の高騰などにより去年3月の段階で5800億円余りに膨らんだことについて、「都民の理解が得られるか疑問だ」として調査することにしています。
小池知事は、こうした方針について、今週中にも表明することにしています。