選択するときの条件
先日、雑誌を読んだら「新しい婚活の条件」みたいな記事があって、イマどきは「4低」っていうのがあるそうですね。
4低:低依存、低リスク、低姿勢、低燃費
理想の結婚相手は“4低”と“3強”? イマドキ女子が望む男性にもとめるものとは… | 女子力アップCafe Googirl
ちなみに3強は「生活・不景気・身体」に強いことだそう。
昔のヒルズ族や新鋭ベンチャー社長みたいなバブリーだけど危うい感じよりも、収入低めでも良いから安定志向、お互い依存し過ぎず低燃費でいこうねというご時世なんですね(実はフツーが一番難しいという節も)
私たちは高い=勝ち、低い=負けという刷り込みを長く引きずってきたなぁと気付かされます。少なくとも私はそうでした。
幸い、結婚や友人といった人付き合いに関しては、条件など考えずにずっと仲良くしたいと思う人たちと繋がっていますが、それ以外に関しては高みを目指すことへのプレッシャーや結果至上主義みたいなところがあったんです。
「低い」への劣等感
周りより収入が低い
学歴が低い
女子力が低い
コミュニケーション能力が低い
「低い」ことを気にして、惨めな気持ちになったことは誰しもあるはず。
劣等感を突きつけられたこと、ありますよね?私はもう数え切れないほどありますよ。
努力しても要領の良いひとには到底かなわなかったり。美人で性格も良い友達に「天は二物を与えちゃうのよね…」と思ったり、一歩を踏み出すことに臆病になっている時、羨ましい位軽やかに動き出してる人を見た時…言い知れない心のモヤモヤが生まれることがあります。
ダウンサイズは負けでも恥でもない
振り返ると、この1年で身の回りのモノは随分ダウンサイズしてきました。
例えばお財布。以前はルイヴィトンやバレンシアガとかブランドじゃないと嫌だったのに、今ではプチプラ。
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眠るときはベッドじゃなきゃイヤって結婚当時も騒いでたのに、今ではベッドも手放しました。
そして服も数100着減らしました。
これだけ聞くと、世間体を気にする人の目には、ダサく映るかもしれません。昔の私なら「無理ムリ〜」って言ってたはず。
でも今はそんな日々をブログに綴り、見ている方や友人から「ブログ見てるよ」とか「いつも楽しみに読んでます」そんな言葉を頂けるようになりました。
仕事も変わらず、お給料も減ってないしむしろ先月昇給してたけど、でも、生活をダウンサイズ。
高い=勝ち、低い=負けのモノサシを手放したら、あっけない程に暮らしが変わりました。
「負け」とか「恥」とか、世間一般の価値観を手放せたのが大きいです。
ダウンサイズしてどうするのか
「とにかく小さくちいさく、お金を使わず、低燃費に暮らしていくのが良い」と言いたいわけではありません。
ダウンサイズした分は、アップサイズしたいところに注力するだけ。
選択をダウンサイズ することと、志しを高く持つことは別もの。
あなたに言いたいことは、ダウンサイズは負けや恥ではない。そこから気付くこともあるよ、そして、本当にやりたいこと、望むものをしっかり掴もうね、ということ。
人生は短い。世間一般の平均点を目指してるだけでは、自分の好きな人や好きなものを存分に愛すこともなく終わってしまいそう。
そんな人生はイヤって心から気づいたのも、生活を小さくしたからこそ。モノサシが変わると生き方が変わる。婚活でも