「君の名は。」興収60億視野の大ヒットスタート!
2016年8月28日 12:50
大ヒットスタートを喜んだ新海誠監督、
上白石萌音、神木隆之介、長澤まさみ
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[映画.com ニュース] 新海誠監督の長編アニメーション最新作「君の名は。」が、大ヒットスタートを飾った。8月26日に全国301スクリーンで封切られた同作は、27日までの2日間で観客動員約59万人、興行収入約7億7000万円(26日が約3億4800万円、27日が約4億2200万円)を記録。28日も全国で数字を伸ばしているそうで、配給の東宝は興収60億円を見込めると発表した。
26、27日に都内および神奈川の劇場で12回の舞台挨拶を完遂した新海監督はこの日、声優を務めた神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみとともに、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶に出席。「59万人? 何のことか分からない。今までもう少しこじんまりとした規模で作ってきたので、数字の実感はないんですよ」と心境を明かした。
また、世界85の国と地域での配給が決まったことも明らかになった。新海監督は「信じられない。グローバルなものを作ろうとしたわけではなく、自分たちが暮らしてきた風景を描きたいと思ったし、3.11があって、人々の願いや祈りを物語にこめたんです。世界中の人々が、とにかく楽しんでもらえたらいいですね」と真摯な面持ち。海外の映画祭へも積極的にエントリーしていくそうで、神木が「みんなでレッドカーペット、歩きたいですよね!」と笑顔を浮かべると、新海監督は「そんな日が来るといいですねえ」とつぶやき、場内の笑いを独り占めにしていた。
神木と上白石は前日に劇場で鑑賞したそうで、「朝一に見ました!」(上白石)、「夜に行ってきました」(神木)と報告すると、新海監督は「なんで一緒に行かないんですか?」とツッコミ。新海ファンを自認する神木は、「感動しました。1回目に見たときは、自分と切り離せずに不安だったんですが、3回目ともなるといい意味で切り離せた。ファンとして、これからずっと見たい作品」と感無量の面持ちだった。
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