台湾軍は25日、南部・屛東県恒春の演習場で大規模な軍事演習を行い、内外メディアに公開した。演習は毎年定例の統合演習「漢光」の一部で、台湾に上陸した中国軍に反撃するとの想定。5月に就任した蔡英文(ツァイインウェン)総統が三軍の統帥として初めて演習を視察した。
演習ではまず無人機(UAV)が上空から敵陣を偵察した上で、空軍のF16やIDF戦闘機(経国号)が攻撃。攻撃用ヘリ「アパッチ」も空から支援を行い、戦車や装甲車が攻撃を加えた。蔡氏は演習後、「国を守り、民を守るのが軍の仕事。全力でこの任務を全うしよう」と話した。(恒春=鵜飼啓)
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朝日新聞国際報道部
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