ミャンマー地震 バガンの仏教遺跡にも大きな被害
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ミャンマー中部で24日起きた地震で、世界的な仏教遺跡のバガンが大きな被害を受け、観光産業への影響が懸念されています。
ミャンマー中部を震源に24日夜、発生したマグニチュード6.8の地震では、これまでに少なくとも3人の死亡が確認され、建物が崩れるなどの被害が出ました。
なかでも震源地からおよそ30キロ離れたバガンは、3000もの仏塔や寺院が建ち並ぶ世界的な仏教遺跡として知られていて、今回の地震によって185の仏塔に大きな被害が出ました。
このうち、12世紀に建てられ、美しい壁画で知られていたスラマニ寺院は、建物上部のせん塔が崩れ落ち、余震による倒壊の危険もあるため、観光客が立ち入れないように閉鎖されていました。
地震発生当時の様子について、土産物店の男性は「寺院全体が揺れ、土煙が上がりました。中にはまだ観光客もいたので、叫び声を上げて避難していました。われわれが信じる仏教の寺院が崩れ、悲しみはことばにできないほどです」と話していました。
ミャンマー政府はバガンの世界遺産への登録に向けて準備を進めてきましたが、今後、どのように修復作業を進めるかが課題となるほか、観光産業への影響も懸念されています。
なかでも震源地からおよそ30キロ離れたバガンは、3000もの仏塔や寺院が建ち並ぶ世界的な仏教遺跡として知られていて、今回の地震によって185の仏塔に大きな被害が出ました。
このうち、12世紀に建てられ、美しい壁画で知られていたスラマニ寺院は、建物上部のせん塔が崩れ落ち、余震による倒壊の危険もあるため、観光客が立ち入れないように閉鎖されていました。
地震発生当時の様子について、土産物店の男性は「寺院全体が揺れ、土煙が上がりました。中にはまだ観光客もいたので、叫び声を上げて避難していました。われわれが信じる仏教の寺院が崩れ、悲しみはことばにできないほどです」と話していました。
ミャンマー政府はバガンの世界遺産への登録に向けて準備を進めてきましたが、今後、どのように修復作業を進めるかが課題となるほか、観光産業への影響も懸念されています。