86年ぶりに車両新造「デハ7000系」
島根県の宍道湖北岸で松江市と出雲市を結ぶ一畑(いちばた)電車(本社・出雲市)が、86年ぶりに車両を新造、19日に「デハ7000系」を報道陣に公開した。
昭和初期の「デハニ50形」が7年前に引退し、以後は南海電鉄(大阪市)などの中古車両を活用してきた。新造車両は1両編成で定員129人。停車駅を英語表記できる案内板などを備える。
待望の新造車両で、9月にラッピングデザインを公募する。「縁結びの神様」で知られる出雲大社が沿線にある一畑電車。真新しい車両で乗客を幸せに包めるか。【根岸愛実】