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クマに襲われた女性スタッフが死亡 群馬サファリパーク

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クマに襲われた女性スタッフが死亡 群馬サファリパーク

巡回中に車内で従業員がツキノワグマに襲われた「日本ゾーン」=16日午後、群馬県富岡市の群馬サファリパーク 巡回中に車内で従業員がツキノワグマに襲われた「日本ゾーン」=16日午後、群馬県富岡市の群馬サファリパーク

 16日午後1時15分ごろ、群馬県富岡市岡本の群馬サファリパークから消防に「従業員がクマにかまれた」と119番通報があった。救急隊が駆け付けたところ、同園従業員で同市上小林、斎藤清美さん(46)が施設内のツキノワグマ(5歳、オス)に襲われ、ドクターヘリにより前橋市内の病院に緊急搬送されたが、午後3時半過ぎに死亡が確認された。群馬県警富岡署が原因を調べている。

 当時、斎藤さんは軽乗用車に乗ってパーク内を巡回していたとみられる。軽乗用車の窓にはパイプが取り付けられているという。

 事故を受けて、同パークは午後3時から臨時閉園した。

 同パークでは平成9年8月に、来場者が車外に出て2人がベンガルトラに襲われ、死亡する事故があった。

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