こんにちは、ボンビー吉田です!
ぼくは先日まで治験のアルバイトを福岡の病院で行っていました。
期間17泊18日で28万円と破格の給料、こんないいバイトは他にありません。
- どんなことをするのか?
- 安全性は大丈夫なのか?
こんな風に謎の多い治験のバイトは、手を出しづらいという人もいらっしゃるのではないでしょうか??
この記事ではその不信感を払拭し、治験がどういったものかを詳しく説明していきたいと思っています。
治験とは
治験(ちけん)とは、医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験のことである。
出典 治験-Wikipedia
簡単に言えば、新薬を世の中に出す前におこなわれる試験のことです。
特殊な仕事(?)に分類されるため、バイトではなく有償ボランティアと呼ばれ、お仕事サイトなどにはあまり掲載されません。
そのため、多くの人にとってはあまり馴染みがないのではないでしょうか?
みなさんにとってはわからないことがたくさんあると思いますので、詳しく説明していきます。
安全性は大丈夫??
治験で1番気になることは、安全性!
これに関して、命をかけてまでお金を受け取ろうとする人は少ないと思います。
ぼくは実際に体験してみて、危険に感じることは全くありませんでした。
基本的に投薬期間は入院をしているため、何かあればすぐに医療スタッフが駆けつけてくれます。
定期的に採血や検尿、体調確認も行われているのですごく安心でした。
またぼくの参加した治験とはフェーズ3と呼ばれる段階で、すでに多くの人によって試験が繰り返されているもの。
フェーズの段階によって参加する治験を決めると、より安全な段階の試験を受けることができます。
フェーズって何??
ご存知の方もいると思いますが、治験にはさまざまな段階があります。
フェーズと呼ばれるもので、治験は主にフェーズ3まであり、基本的に治験ボランティアの方はフェーズ1もしくはフェーズ3に参加。
それでは、フェーズについて少し詳しく説明していきましょう。
フェーズ1
フェーズ1とはサルなどの動物実験を繰り返し行って十分安全性を確認した後に、少数の健康な人によって行われる試験のこと。
フェーズ1で新薬を投与するときには、 実際に動物に投薬したものの100分の1の量にしたりと、さらに安全性を重視して治験が行われます。
投与量が少なければ絶対に副作用はでないかというと、絶対とは言い切れませんが、安全性にはかなり配慮されているようです。
フェーズ2
フェーズ1で安全が確認されて、次に行われる試験のことをフェーズ2と言います。
この段階では健康な方の参加はありません。
何か問題を抱えている方、例えば糖尿病で悩んでいる方には新しく作られた薬を試すといった形でフェーズ2の治験が行われます。
重たい病気になって、有効な手段のない患者さんは、こういった治験の紹介がお医者さんからあったりします。
患者さんにとっては、新しい薬を試せるというのは魅力的かもしれません。
この段階は、負担軽減費をもらうというよりは、治療費が無料になるという場合が多いようです。
フェーズ3
ぼくの参加したフェーズ3とは、大勢の患者を対象として行う治験。
フェーズ2で得られたデータを元に、新薬の用法や用量が決められ、ここでいいデータが出れば、市販の薬や病院で使う薬として世の中にでます。
この段階では、様々な合併症をもつ患者さんなどもボランティア対象として含まれ、より多くのパターンで実施されることになります。
ぼくの場合は糖尿病の薬と水虫の薬を飲み合わせして大丈夫なのかといった試験でした。
すでにフェーズ3を2回クリアしているものでしたが、この段階では多くのデータが必要。
そのためこの段階の治験では多くの治験ボランティアによる長期間の入院が行われることになります。
期間中なにしてるの?
治験は長期間にわたって入院することがほとんどです。
期間中なにしているのか気になりませんか?
治験には色々な種類がありますが、基本的には外に出られません。
その間ラジオ体操などの運動、決められた時間での食事、採血などが行われます。
ただし、外に出られなくてもぼくにとってはすごく快適で自由な時間でした!
例えば、WI-FIが完備してあるのでパソコン、携帯で困ることはありません。
またマンガや雑誌、新聞、ゲーム、DVDなど屋内で利用できるものが院内には大量に置いてあるので、期間中にしんどいと思うことは無かったです。
当事者しか知らないことを教えます!
まず衝撃だったのが、雑誌やマンガは頼めば購入して貰えること。
好きなものをいつでも買ってきてくれます。
また、長期間の治験には外出許可も出ることがあり、ぼくらのグループは外へ映画を観に行きました。
もちろん映画の費用もタダ!!
予約をしていれば面会も可能なので、パートナーに会いたくなった時も問題ありません!
こんな人にオススメ!!
大学生
大学生は長期休暇があり時間の都合はつきますよね!
とくに休学している学生にはオススメです。
学生は旅行や洋服など何かとお金が必要になってくることが多い。
そのため治験のようにまとまったお金が入るバイトはありがたいと思います!
フリーター
普通のバイトに比べて圧倒的楽です。
体を酷使することなく1日中寝ているだけでもお金が入ってくる治験ほど楽なバイトは無いはず!!
フリーターの方であれば、約1ヶ月半分の給料は治験で稼げるのではないでしょうか。
ニート
家にこもってゲームをしたり、マンガを読んでいるニートの人にとって、インターネット使い放題、好きなマンガや雑誌を読み放題の環境でのバイトは最高だと思います!
プレ4など最新のゲームも完備、テレビもワンフロアに6つほどあるので取り合いにもなりません。
ブロガー
ブロガーにとっては最高の環境でした!
ぼくもブログを書いているのですが、治験中はブログに集中できる時間が山ほどあります。
書こうと思えば1日5記事も可能!
ブロガーにはとくにオススメのバイトです。
まとめ
今回参加した治験には、夏の休暇を使ってきている会社員の方もたくさんいました。
実際、10万円を超えるもので1週間ほどの治験も数多くあり、バリエーションは豊富なのでどのような方でも参加することは可能です。
まずは健康診断を受けてみましょう。
タダで受けることが出来るのでオススメです!
ではこのへんで、アディオス!!