今週のお題「映画の夏」
映画を見ていますか?僕はわりと映画が好きなので映画館で見たり、家でDVD鑑賞やHULUなどを楽しんでいます。つい先日もディズニー映画「ジャングル・ブック」を初体験のMX4Dで見てきたところです。
そんな映画を見ることによって湧いてくる感情には良い作用があります。特に映画を見て泣くという感情にはストレスが和らぐと言われています。
涙は身体の有害物質を洗い流す
ストレスが高まることで有害物質が体内に発生すると言われいます。そのストレスによって生まれた有害物質を排出するのに「涙をながす」ということが良いのです。
実際に「泣いたらなぜかスッキリした」という人や、悲しかったり悔しかったりツライ気分が「泣いたら吹んだ」っという経験をしたことありませんか?これには理由があったんですね。
ストレス解消になるのは感動の涙
人はなぜ泣くのでしょうか。大きく分けて以下の3つあります。
1.ドライアイで目が乾くのを防ぐといった基礎的な分泌が必要なとき。
2.ゴミが入ったとか玉ねぎを切って染みるなど、カラダが異物に反応したとき。
3.感情が動いたとき。
ストレスが和らぐと言われているのは、3つ目の感情が動いたときに泣く涙です。
では、なぜ感情が動いたときの涙というのはストレス解消にいいのでしょうか。
それは、泣くことで脳内からエンドルフィンという快感物質も出るので、リラックス状態になりストレスが解消されます。また、感情が動く涙にはリラックスモードの副交感神経優位の状態に切り替わる効果があります。よって泣くとゆったりした気分になれるがストレス解消の主な要因なのです。
ここでおもしろい実験があります。
アメリカの生化学者ウィリアム・H・フレイ2世博士が、1985年に涙を流す意味に関する実験を行いました。その実験とは、悲しい映画を見せて泣いた人の涙と、玉ねぎを切らせて泣いた人の涙にどのような違いがあるかというもの。
実験の結果、悲しい映画を見せた人の涙には、ACTHという副腎皮質ホルモンが多く検出された。これはストレス反応として分泌されるホルモンであるため、泣く事で、涙と一緒にストレスを身体の外へ排出していることが考えられる。
ウィリアム・フレイの調査によると、感情的な涙の原因の内訳は、女性の場合、悲しみが5割、喜びが2割、怒りが1割で、同情・心配・恐怖がこれに続く。また、女性の85%、男性の73%は、「泣いた後、気分が良くなる」と答えた。
また、涙には「ロイシンエンケファリン」という神経伝達物質が分泌されます。この「ロイシンエンケファリン」にはストレスによって生じる神経反応(血圧上昇、脈拍が上がるなど)を緩和させる効果があります。
要するに、感情的な涙を流すことによって自律神経を整える効果が科学的にも実証されているということです。
上手に泣くためには映画がいい!
感情的な涙と言っても様々です。その中でも、比較的日常で泣きやすく効果的なのが映画を見て涙を流すということです。映画は、「映像」と「音」など人間の感覚に訴えてきますので感情移入しやすいです。
大切なのは思いっきり泣ける環境にする、ということです。映画館だと人目を気にして、涙を我慢してしまうという人は、レンタルして自宅でゆっくりと観るのもおすすめです。
この夏は映画を見てひと泣きしてみませんか?
