はい。以上いかがでしたでしょうか、今週の「シン・ゴーヤ」。みなさんも大至急、劇場に足を運んでいただけたらと思います。ではまた失礼いたします。
とくべつ企画:むりやり○○
2016年8月11日
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いまゴジラの最新映画「シン・ゴジラ」が大人気。
僕も見たのだが、ゴジラの迫力に圧倒された一方、そのゴツゴツした皮膚感から、なんかゴジラが、野菜のゴーヤに見えて仕方がなかった。 そこで今回は、ゴーヤを、むりやりゴジラにしてみたいと思う。 ※この記事はとくべつ企画「むりやり○○」のうちの1本です。ライターがいろいろなことにむりやり挑戦します。 > 個人サイト ヨシダプロホムーページ ってことで「シン・ゴジラ」だが、スゴかった。
現代日本が直面するチョメチョメやチョメチョメのメタファーとしてゴジ(略)と、感想はネットのみんなとおおむね同様であるが、この想いをなんとか形にしたいので、
今回は無理矢理ゴジラを作り出したいと思う。
ゴーヤで。
ゴーヤと言えば、言わずと知れたゴーヤチャンプルの食材としておなじみの野菜だが、自慢じゃないがそれ以上の知識はない。でもその苦さが健康に良さそうな気がして食べてる人も多いことだろう、とか言ってみるが、それもよく知らない。 ていうかチンゲンサイ安いが、とりあえずゴジラを作り出すべく
いくつかゴーヤを買ってきた。改めてみるとキモイ。ゴツゴツしている。これ初めて食べてみた人、どんな食欲だよ、ってちょっと思う。
とりあえずコレを メインとなるボディと想定しながらやっていこう。確かに皮膚はこんな感じだった。
で、足が付くことになる部分を切り出す。ゴーヤって普通は輪切りにするくらいがせいぜいなところだが、今回はこれからゴジラの各パーツを作り出さねばならない。
まずは足だが、
その身体(ていうかゴーヤ)をしっかり
支えるような
ゴジラっぽい足を切り出していこう。
まずい。ゴーヤわりと固い。ていうか切り出され内側部分も超ゴーヤだが、それは目をつぶっていただく。
そして手だが、今回のシン・ゴジラは 手はやたら短いのがポイント。
ちょこちょこっとした感じで
添付しておこう。
そして顔であるが、 なんとかこの形状の素材を生かして
作り出そう。
クチも開けてね。あらかわいい。ちなみに目は、ジャガイモの芽を取るようなノリで
包丁を使うのがポイントだ。そして中をごっそり繰りぬいて、
かぽっとボディゴーヤにハメるようにしよう。本当はシン・ゴジラ体内には原子炉的なエネルギー源があるのだが、そこまで表現する根気はない。
そして各パーツの接続は
細い棒でぶっ刺していくことで
なんとかしよう。なんだこれは。図工か。
小学生でこれ作ってたらたぶん怒られる。
ではそんなこんなで組み立てが完了! そして今ここに、完成してしまったゴーヤ、いやゴジラの全貌が、コレだ!!
!!
あらまぁ ゴジラ!! ゴーヤ!?
ゴジラ!!
ゴーヤ!?
と、油断するとすぐゴーヤに思えてくるが、見てない人はわかりにくいかもしれないが、この皮膚のゴツゴツ加減とか、わりとこんな感じだったのである。 ただやっぱ見てないほうが助かる。 では、よりそのクオリティを検証すべく、人智を超越した手法を駆使して(=フォトショップで)、実際街なかに登場してもらうことにしよう! それがこれだ! おぉ! デカい! これはだいぶゴジラ感が出たのではないだろうか。
ただ、映画シン・ゴジラは、東京の都心という、誰しもに見慣れたランドマークだらけな中に現れることで、その驚異の巨体っぷりが、より現実感をもって伝わってきたのだが、 こちら 多摩に現れてしまった。老朽化が進むニュータウン、みんながピンとくるランドマークになるのかどうかは微妙。
しかし多摩ニュータウン、高齢化が進むなか、こんなものまで来たら踏んだり蹴ったりであろう。
とりあえずあのヨーカドーと比べたら、その巨大さは際立ったので、許していただきたい。
というわけで、微妙に出てくるところを間違えた感のあるゴーヤゴジラなのであった!! …お送りしてきたのだが、なんと!今日知ったのだが、実際のゴジラクリエイターの方も、ゴジラの造形をする際に、その皮膚の質感にゴーヤを参考にしたとのこと!であった! だからゴーヤっぽかったのね〜。な〜るほど。
ではまたおやすみなさい。 ゴーヤチャンプルにして美味しくいただきました。
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