https://twitter.com/mas__yamazaki
『日本のいちばん長い日』でも描かれていたように、1945年8月の「敗戦受諾」も、当時のしきたりから逸脱した形でなされた。
鈴木貫太郎首相が、形式からの逸脱を承知であのように「聖断を仰ぐ」状況を創ったことで、ようやく戦争を終わらせることができた。
形式に固執していれば、終戦はなかった。
言い換えれば、当時の政府指導部は、口では偉そうなことを言いながら、実際には自分たちで始めた戦争を自分たちで終わらせる能力を持たなかった。
恐ろしい事実だが、過去の話でなく、リアルタイムで同じことが進行していると思う。
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主観と形式で物事を処理する指導部は、始めたことを終わらせられない。
形式やしきたりを厳密に遵守すれば、人権や人道が侵害される、という状況が発生した時、人は大きく二種類に分かれる。
決められた形式やしきたりを絶対視する人間は、それによって人権や人道が侵害されても「やむを得ない」との結論で思考を完結させる。
戦後の日本でも、そんな人間がエリートとされた。
>イシカワ 中沢啓治「われら永遠に」1976 退屈で未来の目標もなく、戦争に憧れる青年と、原爆で家族を失ったタクシー運転手の不思議な出会い
>イシカワ 展開的にわかりやすいから今読んで逆に違和感ない
岡本喜八監督版の映画『日本のいちばん長い日』で徹底抗戦派が近衛師団長を襲撃したシーン、軍刀で斬られて血がドバーッと噴出し、副官の将校が頭を斬り落とされて、その頭が床に「ゴトン」と重い音を響かせて落ちた光景が、いつまでも頭に残った。
戦争終結の直前、あのような死に方をした無念を想う。
昔は映画でも、日本刀で斬ったら血が大量に噴き出すというリアルな光景が描かれていたが、最近は申し訳程度に血が流れるだけの「ほぼ無血の斬り合い」ばかりになっている。
自衛隊のエンブレムに日本刀が入って喜んでいる人は、日本刀によるリアルな殺傷場面が出てくる昔の映画を観てみたらどうだろう。
自衛隊エンブレムの日本刀を批判すると、なぜか「外国の軍隊も紋章に剣を入れている」と訳知り顔で書いてくる人がいるが、日本刀は敵と見なす相手の斬首や切腹の介錯で人間の頭を斬り落とす時にも使う道具であり、単純な武器とは違う。
自衛隊という組織の理念を考えない、余りに皮相的な見方だと思う。
「落ちたのが公園で良かったですねって、また言ってましたよ」。
取材から帰った記者があきれた声を上げた(西日本)
http://bit.ly/2ayTZbE
「長崎市の長崎原爆資料館で感想を話す修学旅行生たち。爆心地公園を見て、多くの生徒がそう思うらしい。今は公園になっているが、原爆投下までは爆心地周辺には町があり、人々が暮らしていた」
「『当時は食べる物がなくてね』と話す原爆の語り部に、『コンビニに行ったら良かったのに』と真面目に心配する子どももいるそうだ。だが、子どもたちを責められない。自分が想像している世界ですら『そんな甘いもんじゃない』と一蹴されるのは確実だ」
「投下から71年がたち、原爆に遭った人は年々減り、戦争や原爆のリアリティーは急速に失われていく」
第二次安倍政権の発足以降、日本各地の公共施設から「戦争の悲惨さ」を伝える展示が減り、教育現場で「平和」という言葉がタブー視される。
その意味も考えるべきだろう。
>上西小百合の毒舌ツイートがすごい! 小池百合子、三原じゅん子をバカ呼ばわり、橋下維新の裏側暴露、自民党の改憲批判まで
https://t.co/l4worxx7Yq
本人の国会議員としての資質は別として「そのうち元勲だとか元老だとかが出てくる」という指摘は、なかなか鋭いと思う。
実際、安倍晋三首相の森喜朗氏らに対する態度を見ていると、緊急事態で憲法を停止した後、そんな展開になっても不思議ではない。
「維新が勉強会と称して有馬温泉でドンチャン騒ぎやった時に、橋下さんが『どうせ法案なんか通らないんだから、宣伝の為にどんどん出せばいいんですよ』って言い出したんでビックリした。しかも次の日私は委員会質問なんで、帰りますって言ったら、どっちが大事なんだって馬場議員に(略)」
政府が島尻安伊子前沖縄担当相を内閣府の大臣補佐官として起用する方向で調整に入った(沖縄タイムス)
http://bit.ly/2aJ325d
「沖縄振興の分野を担当し、鶴保庸介沖縄担当相に助言する役割を担う」
こういう悪意むき出しのやり方を、安倍政権は自国民に、いつまで続けるのか。
https://t.co/ffl1Q7UC2J
安倍晋三政権の沖縄県民への姿勢は、強権的な恫喝とカネによる買収・分断の二種類しかなく、相互理解で認識の溝を埋める努力を実質的に何もしていない。
帝国主義時代の「欧米列強」や「大日本帝国」が、植民地や属領に対してとった態度と共通点が多い。
安倍政権は民主主義国であることを放棄している。
安倍晋三政権の沖縄外国軍基地問題における強権的な弾圧の手法は、沖縄以外の国民に対しても強烈なメッセージとして機能している。
安倍晋三様に刃向かう者は、こんな目に遭わされる。
全国から機動隊を投入し、沖縄県民が選挙で落とした政治家を「沖縄問題顧問」として雇う。
見せしめ効果は絶大だろう。
世界史の事例で見れば、今の沖縄県民、特に基地周辺の住民と同様の境遇に置かれた時に、まったく別の解決法に訴えるケースは枚挙に暇がない。
沖縄県民は徹底した非暴力で抵抗しているが、道路交通法違反などの名目で機動隊が暴力を振るっても、日本政府は黙認している。
発展途上国並の国になっている。
政府が島尻安伊子前沖縄担当相を内閣府大臣補佐官として雇うなら、彼女の給料は、私や沖縄県民が納めた税金で賄われる。
一方で、鶴保沖縄大臣が脅した通り、沖縄県の振興予算は「政府の言うことを聞かなければ」減らされる。
安倍政権の子供じみた「やり返し」のいじめに、納税者として加担させられる。
高市早苗総務相の最初の著書のタイトルは『アズ・ア・タックスペイヤー(納税者として)』だったが、本土の国民も沖縄問題への政府の政策に対し「納税者として」発言していく段階だろう。
特定地域の住民に対する理不尽な弾圧に税金を投入する安倍政権の政策を、納税者として是認するかが問われている。
「安倍政権と保守勢力はこれから、こうした詐欺的な世論操作を次から次へと打ち出してくるだろう」
「情報操作のやり方次第では、一気に改憲賛成論が圧倒的多数を占めるように誘導することは可能なのだ」
「私たちは注意を怠ってはならない」(リテラ)
>島薗進 【継承の安心感、決断後押しか 保阪正康さん】朝日8/10(象徴天皇のこれから:2)
https://t.co/dSjKwajZP7 今年2月、皇太子さまは会見で両陛下の戦没者慰霊の旅に触れ、「そのお心を私たち次の世代がしっかり受け継いでいかなければならない」と述べられた。
>島薗進 その一例が国内外での戦没者の慰霊を通し、平和の尊さを伝える活動だ。陛下は子どもの頃に戦争の悲惨さを経験し、その反省を乗り越えて諸外国と歩む意思を内外に示し続けた。今年2月、皇太子さまは会見で両陛下の戦没者慰霊の旅に触れ、
>島薗進 「そのお心を私たち次の世代がしっかり受け継いでいかなければならない」と述べられた。秋篠宮さまも昨年、慰霊の大切さに言及された。こうした継承が陛下の安心感につながり、決断の後押しとなったはずだ。退位の意向は皇后さまや皇太子さまらにも相談したと聞く。退位は天皇一家の総意であり、
>島薗進 実現に向けた土壌はすでにご一家の中で整っているのではないか。皇太子さまも「次代の天皇像」をお考えだろう。陛下の基本姿勢を土台としつつも、務めは時代とともに変わっていくべきだ。天皇が時代をつくり、時代が天皇をつくる。その中に私たちはいる。
>もも 今日、とある人材派遣会社に登録しました。驚くのは、snsなどで政治の批判をしないように、と言われたことでした。女性たち弱者がこういう形で自分達の窮状を話せないのが恐ろしく感じました。
正社員も契約社員もアルバイトも、政治問題で意見表明をする自由は憲法で保障されていますが、それを口にすれば雇用面で不利益を被る、という既成事実が静かに出来上がっていくのが恐ろしいと思います。
首相が憲法を蔑ろにするので、守らなくてもいい空気が醸成されている。
>島薗進 目的を実現するためには、法的な規範を軽く超えていく政府。公務員がその考え方を体現するということか?『沖縄・米軍北部訓練場ヘリパッド建設に抗議する市民に対する警察権行使の法的根拠に関する質問主意書』8/3山本太郎議員提出
https://t.co/xM83fccUwW

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