『まんがサイエンス』というマンガをご存知だろうか?
“『まんがサイエンス』は、あさりよしとおによる日本の漫画作品。
学研教育出版発行の雑誌『5年の科学』および『6年の科学』などで連載されていた科学学習漫画で、2012年5月現在は 『大人の科学マガジン』にて連載中。
第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推作品”
引用:Wikipediaより
さて、この『まんがサイエンス』
私が小学生のときに読んで理科が好きになるキッカケとなった思い出のマンガです。
まんがサイエンスは、としおクン、あさりちゃん、あやめちゃん、まなぶクンの小学生仲良し4人組が、ふとしたキッカケで何気ない疑問を口にすると、どこからとも無く現れた”専門家”が疑問を解決してくれるというストーリーなのです。(1話完結)。
■まんがサイエンスの魅力① 個性的な専門家
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よくある感じのお話ですが、まんがサイエンスは”専門家”がシュール。
「小学生が”○○のお化け”を書いたらきっとこんなだ」という見た目。
そんな見た目も含めて、色んな意味でそのまま。
あまりにもそのまま過ぎて、よりおクン達からツッコまれることもしばしば(笑)
筆者が好きな専門家
・地球環境の専門家 「Mr.ブルー」(4巻)
・記録メディアの専門家 「ディスク男」(5巻)
・おしっこの専門家 「押子ジンゾー」(6巻)
・丈夫な生き物の専門家 「クマムシ」(6巻)
・餅の専門家 「モチ田こめ夫」(7巻)
・反射の専門家 「夜中野レフレク太」(7巻)
・魚の専門家 「川の魚・海の魚」(14巻)
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第4巻地球環境の専門家 「Mr.ブルー」
などなど・・・
どの専門家も突っ込みどころ満載、というか突っ込みどころしかない方達です。
■まんがサイエンスの魅力② 素朴で身近な疑問を解決
そんな突っ込みどころ満載な専門家とよしおクン達の掛け合いがまた何とも言えず絶妙。
そして分かり易い。
よしおクン達の疑問が本当に些細というか、身近で、誰もが思うような生活をしていて感じること。
逆に学校で習うけど、普段の生活では絶対使わないよ、と思うこと。
そんな疑問から始まって、専門家達の説明にも要所要所で疑問を入れてくれるので「なんでそうなるの?」というのが”スッ”と頭に入ってきて「なるほど!」と納得。
例えば、テレビ(連載当時はブラウン管テレビ)を扱った回(7巻)
では、「テレビを写真に撮った時にシマが入るのは何故だろう?」という疑問からスタートします。
(今の子ども達はテレビに黒いシマが出るのを見たことが無いかもしれませんが・・・(笑))
そして、「実はテレビで光っているのは一点だけ」という事実を納得させるのに「ペンライトをめちゃ頑張って振る」実験をやってみせる。
小学生だった当時「へぇ〜」と思ったのをよく覚えています。
■わざわざ買わなくても無料版、図書館版があります
そんな理科の楽しさ、科学への興味が詰まった「まんがサイエンス」ノーラコミックスから14巻までが発売中。
電子書籍にもなっており、電子書籍は無料版(2エピソード収録)もあります。
図書館にもおいてあるので「わざわざ買うのは・・・」という人でも大丈夫です。
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「理科が苦手、、、」というお子さんがいっらっしゃるお父さん、お母さん。
まんがサイエンスを読ませてみると、理科が好きになってくれるかもしれません。
そんなことを言いつつ一番ハマるのは実はお父さんだったり(笑)
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ライタープロフィール
- コジ おじさん
- ちょっと変わった車好きな中年男性
車は楽しい!
エンジンが奏でるワクワクを
一人でも多くの人に知ってもらうことを目指して活動中。